【会員限定記事】大企業と中小企業のコンサルティングは何がどう違うのか?

LeaPath代表の中川です。
今回は、中堅企業を含む大企業と中小企業のコンサルティングの違いについて説明していきたいと思います。
本記事は、中堅・大企業のコンサルに興味があったり目指したりされている中小企業診断士の方に是非見ていただきたい記事です。
私は、大企業・中堅・中小すべてのコンサルティングを行っているため、他の中小企業診断士の方からも、このお題についてはよく聞かれます。
全く違うとまでは言わないですが、それぞれ異なる部分は沢山あります。
そのため、大企業のコンサルができるからといって、必ずしも中小企業のコンサルができるわけではないですし、その逆も然りです。

前提

前提として、ご参考までに大企業・中堅向けのコンサルティングの統計データです。
大手コンサルティング会社の大手企業に対するコンサルティングではなく、フリーランスのコンサルタントが中堅・大手に対して行う統計です。

(参照:「アサインナビ」のコンサル業界レポートをもとに筆者作成)

上記は少し古いデータですが、現在(2024年)も、上記のデータは、それほど肌感としては変わっていないような気がします。
中小企業診断士やフリーランスのコンサルタントが中堅・大企業向けのコンサルティングを行う際は、上記のような特徴があることを、まずは押さえておください。

比較項目と具体的な違い

さて、大企業と中小企業のコンサルティングの内容を比較するにあたり、今までの双方のコンサル経験から、以下の6つの項目で比較すると分かりやすいと思いました。


この記事を書いたコンサルタント

中小企業診断士

中川 逸斗

同志社大学商学部商学科卒業後、IBMに入社し、広告、製造業、ゲーム会社などの大手企業の新事業構築、海外展開、IT戦略構築などのコンサルティング業務に従事。その後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社入社し、鉄道、ガス、小売、製薬などの大手企業の経営戦略構築、調達改革、経営再編、M&Aなどのコンサルティング業務に従事。 その後、Tech系スタートアップの取締役を経て、現在は日本自動調節器製作所の経営企画室の室長、戦略系コンサルティングファームのマネージャー、HAL経営コンサルティング合同会社の代表、LeaPath代表の4足の草鞋(兼業)で活動中。現在まで、大手企業から中小企業まで、計30社50プロジェクト以上のコンサル経験を持つ。また、中小メーカーの管理統括も同時に行っているため中小企業目線でのコンサルを得意とする。専門領域は経営戦略・DX・人事。

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