【業務提携のお知らせ】 この度、2025年3月21日付で、リーパス運営会社の「HAL経営コンサルティング合同会社」(代表:中川逸斗)と「兵庫県信用組合」(理事長:橋爪 秀明)は、業務提携するに至りました。 これにより、「リーパス」は、さらに潜在顧客とのタッチポイントを増やし、「兵庫県信用組合」は、リーパスの士業ネットワークを活用してあらゆるコンサルティング案件に対応できることが可能になります。 兵 […]
NEWS
リーパスの理念
リーパスのサービス
リーパスの強み・特徴
リーパス推薦者の声
国内最大級の診断士の超実践型プラットフォーム“リーパス”には、
賛同してくれる、力強く心強い仲間たちがいます。
賛同してくれる、力強く心強い仲間たちがいます。
リーパスの実績
2024年末のサービスリリース以降、ハイスピードで実績を積み上げています。
会員数
123名
最大単価
200万円/月
1億円以上/成果報酬
コンサル案件紹介実績数
42件
案件紹介業務提携社数
4社
顧客リピート率
約90%
プロジェクト参加診断士数
21名
コンサルティング案件紹介
リーパスでしか経験できないコンサルティング案件を紹介します。

大阪
単価:8万~11万円/回(交渉の余地あり)
【業務内容】
・工場移転に関するセミナー講師(クライアントの役員向け)です。
※セミナー後、提案内容によっては工場移転コンサル継続の可能性はあり
【クライアントの状況】
・住宅と大学が工場の周りに建ってしまい、工場も25年ほどたって老朽化
・移転するか、そのままの場所で続けるか、役員内で意見が分かれており、なかなか進展しない
・工場立地について相談できる人がほしい
・セミナーの内容は、事例も踏まえて、同じような環境の工場を持つ会社が移転しなかった場合、想定されるリスクとなど、役員向けに話をしていただく
★開始時期:ASAP
★期間:セミナーのみ
★単価:8万円~11万円/回程度(※単価は内容も踏まえて交渉可能)
★働き方:大阪でのセミナー(現地)
★募集人数:1名
★前提条件:リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

リモート(リモート)
単価:スキル見合い
【業務内容】
いま注目のモビリティプラットフォームの事業戦略にまつわる示唆出し支援。
都市計画や街づくりも適用領域として想定しており、モビリティ特化でなくても可。
業界ニーズ探索、ヒヤリング、アウトプットの結果を基に示唆出しを担っていただく。
★稼働率:50~80%
★開始時期:ASAP
★期間:要相談
★単価:スキル見合い
★働き方:フルリモート
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須
★注意点:クライアントによる書類(職務経歴書)審査あり、年齢制限あり(45歳くらいまで)

東京(リモート)
単価:90万円/月
【業務内容】
イベント業務の売上を拡大させるにあたり、効率的な集客施策の実施と新たなる集客施策の企画が必要になっており、当該役割を担うメンバーをそれぞれ募集。
各ポジションが実施する想定業務は下記の通り。
<ポジション①集客施策の実行支援>
・広告サイト掲載、メルマガなどの業務実行、集客の進捗管理、進捗状況応じた追加施策の検討と実行
<ポジション②集客施策の検討支援>
・現行集客施策以外の集客策の検討、集客施策のアイディア出し、集客施策の評価、集客施策の実行計画の策定
★稼働率:100%
★開始時期:ASAP
★期間:要相談
★単価:90万円/月
★働き方:ハイブリット※出社の場合は東京駅近辺
★募集人数:1名(メイン1名、サポーターなし)
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須
★注意点:クライアントによる書類(職務経歴書)審査あり

大阪 大成閣(心斎橋)
単価:24000円(税込・交通費込み)
大阪府の組合様より、創立70周年記念式典での講演講師のご依頼がありました。
「70周年にふさわしい、明るく前向きな内容」「アパレル関係の話題を含めた内容」で
20分から30分程度のご講演をお願いいたします。ご応募お待ちしております!
【今後の流れ】
1.応募者の選定
2.組合事務局ご担当者との打ち合わせ(1回)
3.本番

兵庫(基本リモートだが、要所にて現地訪問可能性あり)(リモート)
単価:着手金(メイン担当者6万円/アシスタント3万円)/補助金額に対する成果報酬(メイン担当者6%)
新事業の実施に際しての新設備の導入に対して活用する「新事業進出補助金またはものづくり補助金(補助金額400〜2500万円程度予定)」申請支援を行う案件です。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
サポート対象期間は「交付決定まで」となります。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。また、ご応募に際してリーパスでのコンサルタントプロフィールの公開をお願いしております。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
サポート対象期間は「交付決定まで」となります。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。また、ご応募に際してリーパスでのコンサルタントプロフィールの公開をお願いしております。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。

大阪(リモート)
単価:着手金(メイン担当者6万円/アシスタント3万円)/補助金額に対する成果報酬(メイン担当者6%)
新しい社内システムの導入(現状エクセルやスプレッドシート等で管理しているものを、まとめて一元管理できる新システムの導入)に対して活用する「中小企業省力化投資補助金(補助金額1000万円程度予定)」申請支援を行う案件です。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
サポート対象期間は「交付決定まで」となります。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
サポート対象期間は「交付決定まで」となります。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。

フルリモート(リモート)
単価:50~80万円/月
【業務内容】
・CADツールのパッケージの導入(一部運用は始まっている状況)において、パッケージの制約も加味し、インフラ側の立場から問題点を調査し、打開策を検討する支援※例)データベースの変更における実行、検証など
・大手Sierのチームにジョインしての支援(社員代替的なポジション)
★稼働率:100%
★開始時期:2025/5/1~
★期間:長期
★単価:50~80万円/月
★働き方:フルリモート
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須
★注意点:クライアントによる書類(職務経歴書)審査あり

リモート(一部オンサイト)(リモート)
単価:スキルに応じて応相談
【背景】
HR領域のSaaSサービスを展開する企業において、HR関連プロジェクト経験を活かし、クライアントの人事戦略・業務プロセス改革を推進していただくポジションです。
本ポジションでは、HRソリューションの導入支援、クライアントの業務改善提案、組織開発・人事制度設計などに関与していただきます。
【業務内容】
・HR領域の業務プロセス改革・改善提案
・SaaSプロダクトの導入支援および業務適用コンサルティング
・人事制度設計、タレントマネジメント、組織開発支援
・クライアントの課題ヒアリングおよびソリューション提案
・HRテクノロジーの活用に関するコンサルティングおよび運用支援
★稼働率:60~100%
★開始時期:ASAP
★期間:未定
★単価:スキルに応じて応相談
★働き方:オフラインとオンラインのハイブリッド(クライアント対応に応じてオンサイト対応の可能性あり)
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須
★注意点:クライアントによる書類(職務経歴書)審査あり

兵庫(月1回程度現地訪問可能性有り)(リモート)
単価:着手金(メイン担当者6万円/アシスタント3万円)/補助金額に対する成果報酬(メイン担当者6%)
中小企業が新たに取り組む事業に対して活用する「新事業進出補助金(補助金額2,500万円予定)」申請支援を行う案件です。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。

オフラインとオンラインのハイブリッド(週2~3日程度現地)(リモート)
単価:100~120万円/月
【背景】
・部品メーカーにおいて製品開発プロセスを改善したいニーズがある。
・歩留まりや直行率の改善について工場現場でコンサルティングをして頂きたい。
・上記を実現するにあたり、コンサルタントに入って頂き、ベストプラクティスの提示やアプローチの設計など、お客様と伴走頂きながら、PJを推進して頂きたい。
【業務内容】
・プロセス改善に向けた全体の推進をリード頂く。
・コンサルタントとして、お客様のニーズを正しく捉え、示唆出し、伴うリサーチやアウトプット作成、会議体のファシリテーションなど。
★稼働率:100%
★開始時期:ASAP
★単価:100~120万円/月
★働き方:オフラインとオンラインのハイブリッド(週2~3日程度現地)
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

東京(リモート)(リモート)
単価:90万円/月
【背景】
・工場の再生可能エネルギー活用は政府が「GX実現に向けた基本方針」にも掲げており、重要トピックとなっている。
・その流れの中でクライアントは地中熱を活用した空調導入を目指すが、工場の現場担当者目線ではコスト重視のため、従来型の空調機を選択する傾向にある。
【業務内容】
そこで、・地中熱を活用した空調機の事業性を以下のステップで調査することで検証していきたい。
➀太陽光エネルギーとの優位性検証
・太陽光エネルギーとの設備コスト、地理的優位性、CO2削減効果等の項目で優位性検証を実施
➁市場規模調査
・優位性検証の中で、国内の大工場の中でどの程度の市場規模が見込めるか調査
上記調査調査結果に対し、追加で最新動向調査を実施し、クライアントが取り組むべきアクションを整理
★稼働率:80~100%
★開始時期:2025年4月~
★単価:90万円/月
★働き方:リモートと現地(東京)のハイブリット
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

東京(週1日は現地)(リモート)
単価:スキルに応じて要相談
【背景】
・計測器メーカーにおいて製品開発プロセスを改善したいニーズ
・歴史があり手堅い現状のプロセスがあるものの、昨今の潮流や他社のベストプラクティスを理解しながら、今後の時代の変化を機微に捉えられる、プロセスを構築したい。
・上記を実現するにあたり、コンサルタントに入って頂き、ベストプラクティスの提示やアプローチの設計など、お客様と伴走頂きながら、みりみりPJを推進して頂きたい。
【業務内容】
・プロセス改善に向けた全体の推進をリード頂く。
・コンサルタントとして、お客様のニーズを正しく捉え、示唆出し、伴うリサーチやアウトプット作成、会議体のファシリテーションなど
★稼働率:50~100%
★開始時期:ASAP
★単価:スキルに応じて要相談
★働き方:半分現地、半分リモート
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

リモート(リモート)
単価:スキルに応じて要相談
【背景】
ブロックチェーン技術等を絡めた新規ビジネス立ち上げにおけるPM
・昨年の1月より、クライアントの既存事業に新しい技術を掛け合わせた新規事業の立ち上げを検討しており、事業戦略/計画の策定から支援しているPJ
・現状はPoCの実施までは終了し、要件を洗い出したうえで、開発ベンダーにRFPを提出し、提案を待っている状態
・プロジェクトマネージャーは、週次の定例を運営するとともに必要に応じて事業の立ち上げ方のシナリオの再検討を担う
・現在進行中のベンダーとの交渉内容によっては当初の開発プランを変更する必要があり、それに応じて事業計画も変更になる可能性がある
【業務内容】
★週次定例運営・準備
・定例会のアジェンダ設定、資料作成、進捗報告書作成
・定例会の進行役として、社内外のステークホルダーを巻き込み、会議を効率よく進行
・各部門やチームからの情報収集・調整を行い、定例会での報告事項を整理・確認
・クライアントのフィードバックの回収や、PJのメンバーとの事前調整など含む
★事業シナリオの再整理
・ベンダーとの交渉内容に応じて、何を実現させ、どういうシナリオで新規事業の実現を目指すのか
・PJ内での認識のすり合わせだけではなく、クライアント社内で決裁を取るためにも必要
★稼働率:30~40%
★開始時期:ASAP
★単価:スキルに応じて要相談
★働き方:基本リモートだが、たまにオフラインもあり
★年齢制限:30代のみ
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

リモート(リモート)
単価:スキルに応じて要相談
【背景】
・クライアントの下で現在複数PJが進行中
・現状は新規事業の立ち上げ支援、中期経営計画実行支援、新規システム開発支援
・各PJの進捗状況の管理(把握と調整)、リソース管理、クライアントとの契約管理などを担えるPMOを探されている
・PJはそれぞれ個別に進んでいるものの、クライアント側のカウンターパートは同じメンバーであり、かつPJの内容自体もそれぞれ結びつきがあるため、同一のPMOで管理するスタイルをとりたい
【業務内容】
★進捗状況の管理(把握と調整)
・週次の定例の参加
・クライアントとの分科会実施や個別調整
・上記を進めるうえで必要な社内メンバーとのコミュニケーション
★リソース管理
・業務委託メンバーの契約管理
・(必要に応じて)メンバーの採用活動一式(要件の整理から面談、オンボーディングまで)
★クライアントとの契約管理
★稼働率:40~50%
★開始時期:ASAP
★単価:スキルに応じて要相談
★働き方:基本リモートだが、たまにオフラインもあり
★年齢制限:30代のみ
★募集人数:1名
★前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

リモートワーク(リモート)
単価:こちらから希望価格提示
・日独間の国際税務に関してのアドバイザリー業務
・具体的には、海外企業とのJV検討案件に際する税務的な論点やリスクを提示
★業界:医療系
★アサイン:4月中旬-5月初旬開始
★稼働率:30%程度
★タスク:JV設立にあたり、独側への契約一時金などの大きなお金の移動が発生する/継続的に事業収益を独に分配する等の事象が発生するため、それらに関する論点整理・リスク-対応精査(アドバイザーとしての参画、がっつり手を動かすのはコンサル)
★期間:約1-2か月くらいで集中対応。状況によってはその後も継続支援で入っていただく可能性あり(1-2か月は確定期間→必要に応じ追加契約)
★価格:こちらから希望価格を提示
前提条件:職務経歴書提出必須(先方判断のため)、リーパスでのコンサルタント一覧画面公開必須

兵庫(リモート)
単価:着手金(メイン担当者6万円/アシスタント3万円)/補助金額に対する成果報酬(メイン担当者6%)
中小企業が新たに取り組む事業に対して活用する「新事業進出補助金(補助金額2,500万円予定)」申請支援を行う案件です。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。
本案件では、先方からのヒアリングを通した事業の方向性整理から申請書作成支援、必要に応じた事業計画のブラッシュアップなど、補助金申請に関する総合的な支援をご担当いただきます。
今回は、以下の2名体制での支援を予定しています。ご応募いただく際は希望の役割についてもお知らせください。
・メイン担当者(1名):補助金申請支援の中心的な役割を担っていただきます。
・アシスタント(1名):メイン担当者の補佐を行っていただきます。補助金支援の経験は問いませんので、実務経験を積みたい方にも適したポジションです。

東京、函館(リモート)
単価:80万円/月(予定)
クライアントの製造現場におけるスマートファクトリー導入プロジェクトの内、MES(製造実行システム)導入を支援。
経営戦略と工場運営・生産業務との整合を図りつつ、ERP連携を考慮したMES導入およびモデルライン立ち上げを推進。
【主な業務内容】
①MES導入支援に関するPMO
②関連資料作成
③クライアントフェーシング(工場運営・生産業務に関連)
④MESベンダコントロール
※IT知見およびIT技術者(情シス含む)とのクライアントフェーシングは、PM・他メンバーがサポートしますのでご安心ください。
【進め方】
原則、リモート対応となります。
・リモート対応(週2回1時間程度、客先とオンライン会議予定)
・その他、3ヶ月に1回程度ステークホルダーへの報告会を実施予定
【アピールポイント】
経営戦略に加え、IT・DXシステムとの「つなぎ」役としての知見と専門性が身に付きます!今後のキャリアの幅を広げる経験として活かすことが可能です。
※金額、稼働率は現状の予定となります。

大阪
単価:(A)補助金額50万円の場合・・・定額20万円 (B)補助金額200万円の場合・・・成果報酬12%
中小衣料製造業の持続化補助金の申請支援を行う。(申請資料作成・提出)
購入物
CADソフト25万円、CAD対応ノートPC15万円、モニター2万円、板タブレット2万円、サブキーボード4.5万円、プリンター20万円、ロックミシン4万円(中古)、洗濯機21万円、アトリエのリフォーム20〜40万円

大阪(一部リモート可)(リモート)
単価:300万円×10%(稼働率)
クライアントが導入する新人事制度の定着化支援を行う。
Phase1で新人事制度の構想・導入を行ったため、Phase2はより具体的な定着化支援を行う
具体的には、目標制度伴走 / 賃金制度作成 / 管理職登用支援 / 最適配置スキーム実行支援 / 面談・評価フィードバック支援 / スキルマップ支援 / 人事制度統合システム案策定などを行う。
2025年4月から開始。
募集人数:1名

大阪(一部リモート可)
単価:35万円/月
クライアントがこれまで市場競争で勝利してきた要因 を洗い出し、情報を整理することによって、次期中期経営計画の策定と経営企画機能の強化を支援する。
★現在までの「勝ち筋」を定義し、クライアントのコアコンピタンスを明らかにしたうえで報告会を実施する。
★クライアントの代表・役員の方針を確認し、考えの差分を抽出する。
★市場情報、定量的な証拠を収集し、クライアントの顧客の内部的・外部的な強みを抽出 する
★クライアントの揺るがない「強み」と、市況に合わせて構築していかなければならない新たな「強み」を抽出する
★既存の枠組みにとらわれず、クライアントの特性や目標に合わせた独自の仕組 みを共に考え、最も効果的な事業の組み合わせや計画を明確にしていく
★次期中期経営計画に資する戦略書を最終報告書にとりまとめて報告書としてクライアントに提出する。
クライアントの契約は計5カ月間、コンサルタントとの契約は1か月ごとに更新
コンサルタント一覧
リーパスでは業界トップクラスのコンサルタントが多数在籍しています。
士業のキャリア支援
リーパスでは、第一線で活躍している士業、ハイバリューを提供し適切な報酬を獲得している士業が、今後のキャリアに磨きをかけたい士業を育成しています。

リーパス会員は、ラインワークス上で、一流コンサルタントたちとノウハウのやり取りが無料でできます。
まずは無料会員登録。会員登録後、ラインワークスの入会方法についてご案内いたします。
まずは無料会員登録。会員登録後、ラインワークスの入会方法についてご案内いたします。

記事
リーパスの使命と目指す未来について
LeaPath代表の中川です。
当記事を見ていただきまして誠にありがとうございます。
今回この記事を開いてくださった方は、中小企業診断士の方(勉強中の方も含め)をはじめとして、何かしらの士業またはコンサル業に従事されている方が多く、そして同時に、リーパスに対して何かしらの興味関心を寄せてくださっている方が多いと思います。
今回はそんな方向けに、「リーパスって何」というところから、そもそもなぜリーパスというサービスを立ち上げたのか、そしてリーパスは最終的にどこへ向かうのか?ということについて深堀りしていきます。
皆さんと一緒に中小企業診断士業界を盛り上げ、全国の中小企業に貢献できる仕組みを作って参りたいと思いますので、是非ご覧いただけると幸いです。
なぜリーパスというサービスを立ち上げたのか
まず、「なぜリーパスというサービスを立ち上げたのか」その背景を少し語らせてください。
きっかけとしては、中小企業診断士の養成校に通っていた時に構想し始めたことがきっかけで、それから約半年間かけて自分の想いと事業構想を整理してサービスを開始しました。
リーパスを立ち上げた理由を整理すると、以下3つに集約されます。
①大手コンサルティング会社と中小企業診断士業界の双方を知る者としての使命
②全国に高品質なコンサルティングサービスを行き渡らせたい
③中小企業診断士をはじめとした士業のキャリアを応援したい
①大手コンサルティング会社と中小企業診断士業界の双方を知る者としての使命
まず、みなさん、大手コンサルティング会社と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「規模が大きい案件を扱っている」
「優秀な人たちの集まり」
「最先端を行っている」
私の周りの中小企業診断士の話を聞いても、大体上記のような、
漠然とした「凄そう」
というイメージを持たれている方が多いです。
さらに直接的な言い方をすれば、中小企業診断士の方々は大手コンサルの方々と比べて、自身を過小評価し過ぎているケースが多いと感じています。
これに対して、結論としては、
「確かに大手コンサルは優秀な人は多いが、中小企業診断士でも十分戦える余地がある」
と考えています。
かくいう私は、Big4と言われるコンサルティング会社や、内資系の戦略系のコンサルティングファームで働いていた一方で、私自身中小企業診断士でもあります。つまり、大手コンサルの面も、中小企業診断士の面もよく知っています。
双方とも同じコンサルティングという枠組みですが、似て非なるものですし、それぞれの特徴を活かして各々が業界を形作っています。
ただ、コンサルティングの領域で実際に、中小企業診断士が勝負できるか、という面については冷静に考える必要があります。もちろん中小企業診断士の方が得意な領域も沢山あります。例えば補助金・助成金、零細企業への支援、業界知識、他士業との連携などが最たる例です。
しかし、ことコンサルティングという1点においては、成長の余地を業界としても考えていかなければならないと考えています。
一方で、中小企業診断士の強みもあります。
というのは、中小企業診断士は、金融業や製造業、メーカー、士業等、コンサル以外の業界でのキャリアを積んでこられた上で診断士になっていることがほとんどです。
そのため、コンサルと各々の現場で積み上げてきた知識や経験を掛け合わせることができる、いわゆる「現場感覚を知った上での実態により即したコンサルティング」が提供できるわけです。
そのため、中小企業診断士においては、コンサルティングにおいて、コンサルとしての知識はもちろんのこと、資料作成、ファシリテーション、プレゼンテーション、案件提案力、そして中堅企業でのコンサルティング経験などのスキル・経験をもっと業界として底上げさえできれば、さらに成長すると確信しています。
そして、これら双方の状況を知る身として、少しでも中小企業診断士のキャリアと中小・中堅企業の成長に貢献したい思い、リーパスを信頼できるメンバーとともに立ち上げました。
②全国に高品質なコンサルティングサービスを行き渡らせたい
私は2012年に一度コンサルティング業界から離れ、2017年まで事業会社で働いていたことがあります。
その後、2017年に個人事業主として中小企業へのコンサルティングを再開しましたが、地方の中小企業のコンサルティングを実施する機会がいくつかあり、その中でも印象に残っているのが、2020年に実施した債務超過の中小企業(製造業)の再建支援です。
その企業の技術や社長の従業員や地域に対する想いを知り、地方のコンサルティングにも興味を持ちました。
技術はあるものの、マーケティングやブランディング、および販路開拓などの分野で課題があり、自社の優位性を対外的に訴求できていない企業でした。
そして、その後も地方の企業をいくつか訪問しましたが、良い技術や商品はあるものの、なかなか活路を見出せていない企業が多く、これらの企業の戦略をピボット(方向転換)することで、地方の中小企業の成長や地域への貢献ができるのではないかというのを考えるようになりました。
そのような、「あと一歩」が困っている地方の企業へ積極的に支援をしていきたいことが、リーパスを立ち上げた理由の一つです。
やはりコンサルティングは東京や大阪などの大都市に集中していますので、どうにかそれを地方に還元する流れを更に作りたいと考えており、個人でできることには限りはありますが、リーパス内にいる多数のプロフェッショナルと力を合わせれば、それも実現不可能ではないと考えています。
③中小企業診断士をはじめとした士業のキャリアを応援したい
そして何より、様々な士業と出会い、話をする中で最も多い話題が「キャリア」の話です。
その中でも特に多いのが
・「独立するのは怖い」
・「独立しても、コンサルティング案件を営業できる自信がない」
など、やはり独立するか否か、そして独立した後の不安を払拭できないという、どちらかというと「不安」が先行する会話です。
税理士や社労士は独占業務がありますが、中小企業診断士は独占業務がありません。
その中で独立するのは、確かに不安だと思うのです。勉強会に参加してもコンサルティング案件が降ってくるわけでもないですし、コンサルティングファームのように高単価な案件がそれほどあるわけでもないという状況で、どうやって中小企業診断士が前向きに独立し、全国の中小企業を支援できるでしょうか。
中小企業を支援するには、まずはサービスを提供する中小企業診断士が明るくキャリアを語れる場を創ることが先決です。
「なぜ独立してまで派閥争いに巻き込まれなければならないのか?」という意見もちらほら聞きます。
そのような団体があるかどうかは知るところではありませんが、少なくともリーパスは、想いを持って独立や副業する人が、国家資格を取った後にがっかりしないよう、派閥などは絶対に作りません。
また、リーパスでしかできないことをどんどんしていきたいと考えています。
例えば、記事においてはLeaPathでしか閲覧できないような実体験に基づいた中小企業診断士向けの記事を豊富に掲載し、普段表に出さないような会員限定記事も公開していきます。また、動画でもコンサル経験豊富なコンサルタントや現場で活躍している士業の、明日から役に立つ動画をアップしています。
コンサルティング案件に関しては、独自のネットワークを保有しているため、月数万円のお仕事から月100万円以上のようなお仕事に至るまで、幅広くリーパス会員の皆様に紹介させていただいております。
このように
コンサルタントとしての成長のための育成と、
その成長結果を試すことができるコンサルティングの実践の場、
そして中小・中堅企業とのタッチポイントを増やすコミュニティを一気通貫で支援することにより、
中小企業診断士のキャリアを支援していきます。
私の士業支援のひとつの理念が
「勉強会に参加して、その気になるだけ、はもうやめよう」
です。
だからリーパスでは、ひたすらコミュニケーションと実践の場を創り、そこで新たな成長機会を創発していく。
そのような流れを創りたいと考えています。
そんな理念に様々な方に共感いただき、ローンチ前から、早くも無料記事が60本、動画が30本、コンサルティング案件が15件以上集まりました。
以下図でリーパスのサイトローンチ前の実績をお伝えいたします。
リーパスについて
リーパスの掲げる理念
そもそもなぜ「LeaPath(リーパス)」という名前なのか?ですが、先述したような経緯を踏まえて、士業や中小企業の将来を最高到達点まで飛躍させたいという想いからLeaPath(リーパス)と名付けました。
Leap(飛躍)、path(道・キャリア)、ath(all time high=最高到達点)を組み合わて、LeaPathとしています。
リーパスが提供していくサービス
では実際に、リーパスのサービスについて、ローンチ予定のもの含めて以下の3つのサービスを提供していきます。
①「育成リーパス」
②「コミュニティリーパス」
③「コンサルティングマッチングリーパス」
①「育成リーパス」
育成リーパスは、中小企業診断士と中小企業の育成のための記事/動画/セミナー・勉強会サービスです。
机上の空論ではない現場でのコンサルティング経験に基づいた「明日から使えるノウハウ」を会員の皆様にお伝えし、スキルの底上げをしていきます。
②「コミュニティリーパス」(2025年サービス開始予定)
コミュニティリーパスは、中小企業診断士と中小企業がWeb上で質問回答を行えるサービスです。
中小企業診断士と中小企業のタッチポイントを増やすとともに、中小企業が気軽にプロフェッショナルに質問し、コンサルティングの敷居を下げることを目的としています。こちらのサービスについては現在開始に向けて準備中です。(2025年サービス開始予定)
③「マッチングリーパス」
マッチングリーパスは、士業と中小企業をマッチングし、コンサルティング案件を行うサービスです。
中小企業の課題やニーズに応じて、リーパス会員のプロフェッショナルで最適なチームを組成し、コンサルティングを行います。
リーパス独自のネットワークを活かし、月数万円のお仕事から月100万円以上のようなお仕事まで、リーパスでしか活動できない案件を多数マッチングしています。
なぜ、この3つを同時に実現しているかというと、
「勉強」➡「相談」➡「実践」
という“コンサルタントとしての成長”に欠かせないサイクルを一気通貫で提供したいためです。
最後に紹介しますが、この3つのサービスだけでなく、更にサービス領域を拡大させていく予定です。
リーパスは最終的にどこへ向かうのか?
それらの想いを踏まえて、リーパスはどこへ向かおうとしているのか?という点を、少しお話させてください。
現在は3つのサービスを実施していますが、今後以下のようなサービスを展開していく予定です。
1. 士業の働き方の多様性の推進
2. コンサルの敷居を下げるサービスの提供
3. 教育の底上げ
4. バーチャルコンサルティングファームの形成
上記を踏まえ、国内最大級の士業ネットワークを創りたいと考えています。
喫緊の目標は1年間で500名の会員数にしていきたいと考えています。
1.士業の働き方の多様性の推進
リーパスが目指すところのまず1つ目は、「士業においてより多様的な働き方を実現すること」です。
そもそも働き方は多様であるべきです。人生の1/3を構成する仕事に囚われるのは、あまりにも勿体ない。
特に診断士の場合は前述のように独占業務がない故に、独立がなかなか難しいという問題があります。
だからこそ、独立だけでなく、副業・兼業、すき間時間対応など色んな働き方をリーパスでは支援します。現在のマッチングリーパスは下記で言う「プロジェクト型」が中心ですが、士業の働き方や企業のニーズに合わせて、様々なマッチング形態を実施していきます。
2.コンサルの敷居を下げるサービスの提供
2つ目は、「コンサルの敷居を下げるサービスの提供」です。
私の経験上、大企業や中堅企業はコンサルを使い慣れているが、中小企業は使い慣れていない、というのは確信しています。
どうしても、資金力などを鑑みるとコンサルへの依頼のハードルは高いです。また、大企業や中堅企業は大手のコンサルティングファームが支援していますから、中小企業診断士が単独で入ってくのは、コンサルファーム出身者を除き至難の業です。
加えて、税理士や社労士に比べ中小企業診断士は中小企業へのタッチポイントが極めて少ない。
そのような四面楚歌状態の中で、結果的に国家資格であるにもかかわらず知名度が他資格に比べ高くない、という状況になっていると推察しています。中小企業診断士業界には優秀な人材が沢山いるにもかかわらず、です。
リーパスは、中小・中堅企業にとってのコンサルティングの敷居を低くして、士業と中小・中堅企業のタッチポイントを増やすコミュニティリーパスというサービスも展開します。簡単に言うと、中小企業が中小企業診断士に気軽に相談できるコミュニティ、質問版です。
そのサービスの中でマッチングリーパスへの導線をうまく作り、双方がハッピーになる仕掛けを作っていきます。
3.教育の底上げ
3つ目が「教育の底上げ」です。
現在、育成リーパスでは記事や動画などのサービスを提供していますが、やはり真にスキルの底上げを行うには、対面での研修や勉強会も必須です。広く伝えていくには動画が最適ですが、ひとりひとりを育成するのは対面形式が最適です。
そこで、動画だけでなくセミナー・ウェビナー、および勉強会のサービスを月並みですが実施していきます。
すでに共感をいただいた方とセミナーの企画も始まっており、今から楽しみなサービスのうちのひとつです。
コンサルファーム出身者がコンサルや提案のノウハウをお伝えしたり、生産のプロとITのプロが組んで生産管理の勘所をお伝えしたり、社労士法人代表の人事セミナーパックで人事コンサル領域を網羅したり・・・・など、様々な企画セミナーを提供していきます。
リーパスがこだわるのは
「机上の空論ではない実績と実践に基づいた、明日から使えるノウハウの提供」
です。
4.バーチャルコンサルティングファームの立ち上げ
そして、最終的にはリーパスで「バーチャルコンサルティングファームの立ち上げ」を構想しています。
リーパス内で、機能軸×業界軸ごとにトップメンバー(Director)を決めて、全国にサービスが行き渡るバーチャルコンサルティングファームを創ります。
例えば、農業のマーケティングに関する案件の場合、農業に強いチーム
と
マーケティングに強いチームのそれぞれの人選を掛け合わせることで、案件ごとに最適なチームを組んでお客様に当たっていくことができます。
中小企業診断士のリーパス会員の皆様は自由に副業で様々なチームに参画することが可能ですし、
中小企業は必要な時に必要なスキルを確保できるため、比較的低価格で選択肢のあるコンサルの使い方が可能になります。
各チームのDirectorが取ってきた仕事をリーパス会員が実行する仕組みであり、将来的には、そのコンサル経験を踏まえて、各チームでプロダクト開発したり、新規事業を立ち上げることも視野に入れています。
また、その経験を育成リーパスの動画、記事、セミナーに還元していただき、さらに多くの人のキャリアを支援し、中小企業の成長を支える仕組みを創りたいと考えています。
そのバーチャルコンサルティングファームの足掛かりとなるチーム編成も、現在リーパス内で行っています。
最後に
私は、中小企業診断士業界の力、そしてひとりひとりの中小企業診断士の力を信じています。
実際に、中小企業診断士の皆様は、何かしらの得意分野を極めている方ばかりです。
そこにベースのコンサルティングスキルが合わさり、かつチーム戦で取り組めるようになれば、鬼に金棒だと思っています。
その土壌をリーパスで創り、皆さまと一緒にリーパス自体も成長し続ける。
そのようなサイクルが回り始めたとき、ちょっとしたイノベーションが起きると思っています。
リーパスの使命は、中小企業をはじめとした士業のキャリアと中小・中堅企業の更なる成長を支援することです。
是非、皆さまのお力・お知恵をリーパスにお貸しください!!一緒に新たな変化の波に対応していければと思います!!
講師:
中川 逸斗

記事
【実体験】中小企業診断士登録養成課程に働きながら通うことは厳しい?
こんにちは、一般社団法人Community Boost Consulting代表理事の長谷川祐介と申します。
さて今回は、私が実際に1年間通った大阪経済大学中小企業診断士登録養成課程(第5期)(以下、「大経大養成課程」といいます。)をモデルに、働きながら養成課程に通うことについてお話ししていきたいと思います。
中小企業診断士登録養成課程とは?
中小企業診断士養成課程とは、中小企業診断士資格取得のための1つのルートであり、中小企業庁が定める基準を満たした「演習」と「実習」を修了することで、2次試験と実務補習が免除され、中小企業診断士として登録できる制度です。
養成課程に働きながら通うために検討が必要な事項
私が通った大阪経済大学養成課程の場合は、基本的に授業が平日の夜と土日にあったため、働きながら通うことは可能でしたが、
それでも後述するように、仕事との両立は非常に大変でした。
また、仕事との両立はもちろんですが、養成課程に通う上では、考慮する点が多く、私自身の経験を通して、事前に理解しておくべき検討事項について大きく以下の4点を考えています。
養成課程に通うにあたって理解しておくべき検討事項
①仕事との両立
②家庭との両立
③経済的負担
④健康管理
①仕事との両立
1.会社への理解
私は普段、滋賀県に住んでおりまして、職場も同様であるため、大阪経済大学北浜キャンパスまで通うには、約1時間30分ほどかかります。
平日の18時30分から始まる講義に間に合わせるためには、少し仕事の終了時間を早めることが必要となりました。
また、養成課程では約1ヶ月かけての診断実習が計5回行われますが、実習中の1ヶ月間は毎週1回平日に実習先の会社に訪問するため、5回の実習全体を通して計16日間は、平日有休をとって出席する必要がありました。
(実習については、別記事「中小企業診断士登録養成課程の実習内容について卒業生が解説」をご参照ください。)
これらを考慮すると、職場の理解を得ることなしには、仕事との両立は難しいですので、養成課程を検討される場合は、入学前に、入念に職場と協議いただくことをお勧めします。
2.働きながら通える養成課程の選定
また、私が通った大阪経済大学の養成課程では平日夜と土日が基本となる開講日でしたので、公務員で平日フルで働いている私も通うことができましたが、
養成課程の各学校毎で開講スケジュールは変わってきますので、働きながら通いたい方は、事前に今の勤務形態で働きながら通えるかどうかをしっかり前提として検討しておくことが必要となります。
②家庭との両立
仕事の理解を得ることもさることながら、人によっては、家庭の理解を得る方が難しい方もいらっしゃるかもしれません。
週3〜4日(平日夜2日、休日日中1〜2日)通学し、家では課題のレポート作成等を、本業の仕事をしながら行うわけですから、家庭には迷惑をかけることになります。
特に、小さい子供がいらっしゃる受講生の中には、子供との距離ができてしまった等の声があがっていました。
家庭については、事前協議でどうこうなるものではないかもしれませんので、たまにあるお休みの日は全力で家族との時間に使い、家族サービスを念頭におきながら1年過ごすことが大切かと思います。
③経済的負担
また、もちろん養成課程ルートでは、2次試験ルートと比べて大きく費用がかかります。実際には私は1年間で以下の費用がかかりました。
私が養成課程で1年間にかかった費用
・(大阪経済大学)養成課程学費:200万円
・交通費:約15万円
・合計:約215万円
私は、公務員なので対象外でしたが、「専門実践教育訓練給付金」を活用できれば、約40万円国から支援を受けることができます。
しかし、それでも車が買えるくらいの費用が必要となりますので、家計との事前相談は必須です。
④健康管理
仕事と両立しながら週4回通学するとなると、健康管理はとても重要です。
養成課程を卒業する上で何より大事なのは出席率です。どれだけ良い成績を収めたとしても出席率90%の必須条件を満たせなければ卒業が認められません。
原則としてオンラインでの出席は認められていないため、病気で休みがちとなった場合は卒業できなくなる可能性があります。そのため、有休を活用し、戦略的に休養を取ることも重要となります。
養成課程通学中の一週間のスケジュール
私が実際に1年間大経大養成課程に通っていた時の1週間と1日の流れは以下の通りです。
実際にどのくらいの時間を養成課程に当てる必要があるのかをイメージいただければと思います。
<1週間のスケジュール>
月曜日 演習(18時30分~21時30分)
火曜日 自宅にてレポート+予習作業(約2〜4時間)
水曜日 演習(18時30分~21時30分)
木曜日 オフ
金曜日 自宅にてレポート+予習作業(約2〜4時間)
土曜日 演習(9時~17時45分)
日曜日 演習(9時~17時45分)
<平日(開講日)の1日のスケジュール>
授業外での作業ついて
養成課程では、講師の授業をひたすら聞き続けるような授業はほとんどなく、インプット→事例検討(グループワーク)→発表、その後、発表内容をレポート課題として作成というケースが多いです。
そのため、授業がない日でも、課題作成や授業での発表準備、授業の予習などで時間は取られてきます。
仕事の繁忙期と重なると、木・金に東京出張が入り、新幹線の中で、実習の宿題やレポート作成に勤しむこともありましたが、そのあたりは、溢れんばかりの情熱と根性で1年間乗り切りました。
まとめ
今回は、1年間働きながら中小企業診断士登録養成課程に通うという経験から、仕事との両立の厳しさをお伝えしました。最近、中小企業診断士が注目を集めている影響で、登録養成課程への入学は難しくなってきていますが、そこからの卒業もまた大変な挑戦となります。
ただ、私でやれたのですから、この記事を読んでいただいている熱心な読者の皆様には可能だと信じております。その過程で得る貴重な知識や経験、そして人脈は何物にも代え難いものです。
実際に、養成課程では、診断士二次試験対策で中心となる、読む・考える・書く能力に留まらず、ファシリテーション能力、傾聴能力、プレゼンテーション能力、ロジカルシンキング能力など、実際の実務に即した能力強化を図ることができます。
ぜひ、皆様も前向きな気持ちで養成課程への参加について検討してみてください。
講師:
長谷川祐介

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【社会保険労務士法人和】床田代表のインタビュー動画公開!
2024年より、LeaPathは社会保険労務士法人和と業務提携を締結しております。このたび、社会保険労務士法人和の床田代表に、LeaPathの提供する価値についてお話しいただきました。
床田代表は、社労士法人と中小企業診断士団体が連携することにより、お客様にとってより包括的かつより高いレベルの支援が可能になる点に、大きな意義があると語っていただきました。
詳しくは、ぜひ動画をご覧ください。
講師:
床田知志

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【会社経営】中小企業が成長していくために必要な5つのこと
LeaPath代表の中川です。
今回は、中小企業が成長していくために必要な5つのことについて述べていきます。
本記事は、特に中小企業の社長、役員および管理職の方にご覧いただきたいと思います。
私は、今まで大企業から中小企業まで30社50プロジェクト以上の経営コンサルティングを実施してきました。
その過程で感じたことは、大企業の課題と中小企業の課題は明らかに違うということです。その中で、なぜ中小企業がなかなか成長しにくいのかという共通項について分かってきました。
今回はその共通項と、その解決策について述べていきたいと思います。
中小企業が成長していくために必要な5つのこと
中小企業の成長に必要なことは、大別すると5つです。
中小企業が成長していくために必要な5つのこと
①戦略性
②人的資本管理
③柔軟性/外部活用
④ITの積極的活用
⑤企業文化の変革
①戦略性
ひとつめは、戦略性です。中小企業のコンサルティングをしていると、経営理念と現場の技術はあるが、戦略と戦術があまりないことが多いです。
素晴らしい理念や技術を保有されている中小企業はたくさんあります。
しかしながら、内外部情報をもとに経営戦略を立案し、アクションプラン(戦術)にまで落とし込めている中小企業はそう多くありません。いくら良い技術を持っていても認知・拡大できなければ収益はなかなか上がりづらいです。
まず、「戦略」と聞くと、大企業の戦略をイメージされる方も多いと思います。
とある中小企業の社長とお話していたときに、「中小が戦略を作っても、大企業から落ちてきた案件をこなすだけだから意味がない」「うちは経営企画部もないから、担当者がいない」と仰っていました。
確かに一理あります。というのも、世の中の戦略本などを見ていると、「これは中小企業には当てはまらない」というようなフレームワークや事例が多々あるためです。
とはいえ、やはり経営理念と収益性を実現するために市場で勝つ方法(戦略)は重要であり、その戦略次第で、収益性や将来性、および現場の行動も変容していきます。
中小企業が戦略を立案する際に重要な点が2つあります。
1:戦略をきちんと戦術に落とし込むこと
2:中小企業の特徴を生かして戦術を素早く検証していくこと
1:戦略をきちんと戦術に落とし込むこと
方向性を決めたら戦術にまで落とし込むことが重要です。戦術とは、平たく言うと「明日からでも実行できるアクションプランやツールを作ること」です。
戦術まで落とし込まないと、中小企業の場合は特に絵に描いた餅になり、美しい資料(紙切れ)だけが会社に残ることになります。
いかに現実的で実現可能なアクションプランを作ることができるかが大きなカギとなります。
2:中小企業の特徴を生かして戦術を素早く検証していくこと
また、中小企業の場合は規模が小さく小回りが利くため、あらゆる戦術を即座に実行し検証し、改善していくことが大手企業より容易です。
それゆえ、戦略を戦術に落とし込んでいくことが求められます。
経営企画部がない場合は、外部の中小企業診断士などに依頼すると良いでしょう。
しかし、外部に依頼する場合、必ず準備をしてもらいたいことがあります。
それは、外部プロフェッショナルの知識を移転できるための社内人材の準備です。コンサルタントはずっと社内にいるわけではないため、最終的には社内の誰かが、その知識を受け継ぎ、実行していくことが求められます。
そのためにも、中小企業診断士に依頼する際は、実行部分まで支援できる中小企業診断士やチームに頼んでください。
戦略は、立案することが目的ではなく、実行することが目的なので、「戦術にまで落とし込むこと」と「社内の誰かに知見を移転すること」が重要なのです。
戦略について深堀されたい方は、「経営戦略構築手法Vol.1インプット編-現場で本当に使えるフレームワークはこれだ!」および「経営戦略構築手法Vol.2アウトプット編-中小企業の経営戦略のセオリーとは?」という動画をご覧ください。
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また、リーパスには、実行分野まで支援できるプロフェッショナルの人材が多数参画してくれています。是非貴社に合う人材をマッチングリーパスで探してみてください。
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②人的資本管理
一方、戦略を実行するためには、人材のスキルアップやモチベーションアップが欠かせません。
「うちは経営ビジョンをしっかり描いているのに、社員は動いてくれない」と言われる社長もいらっしゃいますが、その時に、私は必ず「人的資本管理はできていますか?社員のモチベーションやスキルをアップさせるための施策は何か取り組まれていますか?」とお伺いします。
それでなくとも、中小企業の場合は少ない人で経営をドライブしていく必要がありますから、人事制度やスキルアップ制度、その他福利厚生など人事領域の改善は戦略・戦術とセットと考えても過言ではありません。
人事制度の作り方について詳細を知りたい方は、「中小企業の人事制度の作り方-5つの体系を押さえると、本格的な人事制度を誰でも作ることができる!」という動画をご覧ください。
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③柔軟性/外部活用
「戦略性」の部分でも述べたように、中小企業は、中小企業診断士などの外部資源をもっと多用すべきだと思います。
当然、中小企業の中にも優秀な方はたくさんいらっしゃいます。ただ、中小企業はどちらかというと血の入れ替えが少ない会社が多いため、スキルや経験がだんだんその会社独自のものになっていく傾向があります。つまり、課題設定や具体的な解決方法については、外部の経験豊富なプロフェッショナルに依頼するケースも必要ということです。
ただ、「外部に頼んでもなかなか結果が出ない」と仰られる方もいますが、コンサルタントの見極めや依頼する側の活用リテラシーも重要です。
そのポイントを5つ書いておきます。
外部活用リテラシー5つのポイント
① 求められる情報は出すこと(財務諸表など)
② 依頼する側も、仮説で良いので問題ややりたいことを認識できていること
③ 社長・役員に意思決定力があること
④ なんでもかんでも外部任せにしないこと
⑤ 意見を言えること(言いなりにならないこと)
この5つのポイントを守ることができれば、外部を活用したプロジェクトなどの結果は比較的出やすくなると思います。
④ITの積極的活用
経験上、ITが苦手な中小企業とは沢山出会ってきました。
データ上でも、IT活用の差により売上高や利益率には大きな差があることが分かります。
(https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap2_web.pdfより引用)
IT投資には、中小企業の成長を手助けする様々な要素があります。
代表的なところでいうと
1.コスト削減
2.営業力の強化
3.企業間連携の促進
4.新規ビジネスの構築
5.在庫圧縮
6.ノウハウの継承
7.リスク・セキュリティ対応
8.意思決定の迅速化
などが挙げられます。
アナログ施策も極めて重要である一方、IT投資を適切に行っている中小企業は成長している傾向があるため、外部を活用するなどして、実施していくことが、これからの時代は特に求められます。
ITの導入に関してさらに詳しく知りたい方はこちらの動画「基幹システム導入方法」をご覧ください。
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⑤企業文化の変革
上記のような戦略性、人的資本管理、外部活用、IT投資を積極的に推進していくためには、企業文化の変革が欠かせません。
もともと素晴らしい企業文化を持った中小企業ももちろん沢山ありますが、一方で閉塞感がある会社や古い体質の企業文化の会社などがあることは確かです。それらの会社では、何かを推進しようとしても推進するためのエンジンがないため、方針や戦略が砂上の楼閣になってしまうことがあります。
企業文化を変革するための方法論は様々ありますが、中小企業で最も有効だったのは「可視化/見える化」です。
例えば、社長の想いを可視化する、会社の理念・ビジョン・バリューを可視化する、透明性のある評価制度や表彰制度を可視化する、賃金・休暇に独自性を持たせ可視化する、等です。
中小企業は人数が少ないため、良い情報も悪い情報も伝達が早いです。それゆえ、「本当に伝えたいこと」を可視化し、従業員と共有することが、第一歩として重要です。
企業文化の変革方法について詳しく知りたい方は「管理職研修シリーズVol.7 チェンジマネジメント」をご覧ください。
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講師:
中川 逸斗

記事
業務提携のお知らせ
【業務提携のお知らせ】
この度、リーパス運営会社の「HAL経営コンサルティング合同会社」(代表:中川逸斗)と関西最大級の社会保険労務士法人である「社会保険労務士法人 和」(代表:床田知志)と業務提携するに至りました。
これにより、「リーパス」はさらに潜在顧客とのタッチポイントを増やし、「社会保険労務士法人 和」は、リーパスの士業ネットワークを活用してあらゆるコンサルティング案件に対応できることが可能になります。
社会保険労務士法人 和 https://www.101dog.co.jp/romushi/
HAL経営コンサルティング合同会社 https://halconsul.co.jp/
リーパス https://www.leapath.jp/
HAL経営コンサルティング合同会社/LeaPath代表 中川逸斗より
「この度、関西を代表する社会保険労務士法人である『社会保険労務士法人 和』様との業務提携が実現いたしましたこと、心より嬉しく存じます。本提携を通じ、リーパスはさらなる企業との接点拡大を図り、多様な経営課題への支援体制を一層強化してまいります。今後も士業・コンサルタントの皆さまと連携し、クライアント企業にとって真に価値あるプラットフォームの実現に努めてまいります。」
LeaPathは、士業・コンサルタントが学びながら実務経験を積める実践型プラットフォームです。中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士など多様な専門家が集まり、チームを組んで企業支援を行うことで、より質の高いサービス提供と専門性の深化を実現しています。
講師:
中川 逸斗

記事
リーパスプロジェクトインタビューVol.5 山地日和/中堅BtoB企業における中期経営計画の作成に向けたプロジェクト
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である山地日和さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
山地さん
こんにちは、モジュールコンサルティングオフィスの山地日和です。
大手から中小まで複数の事業会社の経理・人事経験を生かして、“バックオフィスから事業を加速しよう!”というサービスを行っています。管理会計導入や人事制度見直し、採用・広報、新事業立ち上げが多いです。個人事業から法人へのスタートアップから、年商十数億の中小企業まで関与させていただいています。
また、株式会社彩墨会(クリエイティブ系の書道会社)を、書家と2人代表取締役体制で経営しています。クライアントのコーポレートアイデンティティをコンサルで引き出して書に落としこみ、ロゴやコミュニケーションツールとして活用していただくBtoBビジネスモデル。こちらも中小~中堅企業の社長とお会いする仕事です。
2つの仕事と通じて、たくさんの人と事業をたのしんでいます。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
山地さん
中堅以上のクライアントに対するコンサル経験を持ちたいと思って、登録しました。
営業人脈が狭く、キャリアの少ない独立中小企業診断士は、どうしても中小規模の事業者さんへの関与に偏ってしまいます。早期に幅広いクライアントと出会って、顧客価値をより高めたいとおもっていました。
大手との経験豊富なコンサルファームに行ったらいいんだろうけど、年齢的にファームに採用してもらうのは難しい…。じゃあ、ファーム出身の方と仕事するのがいいのかも、と考えていたときに、恩師として尊敬している診断士の先生にリーパスのことを聞き、これだー!と登録しました。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
山地さん
年商数百億円のBtoB企業をクライアントとする、次期中期経営計画を策定するための前段プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトの目的は、クライアントのこれまでの成功要因を定義し、コアコンピタンスを明らかにすること。私が担当したのは、ベンチマーク企業のKSF(Key Success Factor:重要成功要因)を特定することと、外部環境分析(政治・経済面)の2つです。
上述したとおり、企業規模・業種ともに未知の分野であり、このプロジェクトに手を挙げたのは自身にとって大きなチャレンジでもありました。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
山地さん
チームでの仕事が本当に楽しい。堀江さんがインタビューVol4で答えていらっしゃったように、『クライアントにとって有益なアウトプットにしようという思いが共有できている』、これがこのチームのKSFだと思います!
お二方ともファームのご経験があり、アウトプットを作っていくプロセスではわたしにとって初めての切り口や分析手法も多く、キャッチアップするのにちょっと時間がかかって申し訳なく思うことも多々。でも、『こんなロジックの組み方するのね!』とわくわくしながら吸収しています。あと、毎回お二人のパワポ資料がくると、にやにやしながら解体して、どうやって作ってるのか研究しています笑
リーダーの中川さんはコンサル手法のみならずコミュニケーション能力がとても高く、メンバーにGoodとMoreをうまく伝えてくださいます。私にとっては、信頼できるリーダー。とても良い刺激を受けています!
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
山地さん
チームコミュニケーション力。チームメンバーそれぞれが独立しているので、日常はオフラインでのやりとりがなく顔や様子はわかりません。クライアントにいい提案しようね!という思いを軸に、信頼しあうことがまず不可欠だなと思います。
もちろん、コンサルタントとして必要な基本能力はあることが前提で進むプロジェクトだと思います。
・課題発見力:与えられたタスクを軸にしつつ、どんな貢献ができるか考えて自分からも提案する
・概念化能力:リサーチした情報を並べるだけでなく、本質をつかんで言語化しようとする
・迅速性:資料を速くつくるはもちろん、作業難航時に抱え込まず早期に相談する
などなどです。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
山地さん
4月1日に中小企業診断士登録予定で、これまでの関与先に加えて、公的機関での海外支援業務や、研修講師へのチャレンジを始めます。
リーパスについては、このプロジェクトが終わったらさみしいなあというのがまず本音。また一緒に仕事しようと言っていただけるようがんばりたいですね!忙しくても、リーパスだったら時間こじあけます。ベーススキルを磨いて、次にご一緒するみなさまに『山地、腕あげたなー!』と思っていただけるように精進します。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
山地さん
中小企業と同様、診断士も協業してシナジーを発揮することでお客さまへの価値を大きくできる業態だと思います!
公開されたプロジェクトに興味をもてたら、はじめの一歩でぜひ応募してみましょう。もしアサインされなくても、リーパス内でご自身の思いや顧客価値を他のメンバーと共有できるチャンスは得られるはず。あなたを待っている事業者さん、仕事仲間がきっといます。
講師:
山地 日和

記事
管理会計とは?目的や導入・やり方の流れについてわかりやすく解説!
LeaPath代表の中川です。今回は、管理会計について解説していきます。管理会計の構築方法についての詳細はリーパスの動画「中小企業のための管理会計構築方法」の中で述べていますが、今回は管理会計の枠組みを、基礎の部分をお話していきます。是非、会計分野に課題がある、もしくは管理会計を導入しようとしている中小企業の皆様や、今後管理会計をサービスのひとつとして提供していきたい士業の皆様にご覧いただければ幸いです。
さて、管理会計とは何でしょうか?財務会計という言葉や概念はご存知の方も多いと思います。一方、管理会計という言葉自体は知っているものの、それを実際に導入・運用・活用されている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?本記事では、管理会計の定義を紐解くとともに実際の管理会計の導入に際して必要な事前検討事項を中心に説明していきます。
管理会計の定義と目的
管理会計を一言でいうと、自社の経営に活用するために社内向けにまとめる会計のことで、迅速かつ正確で多面的な経営判断に活用するものです。管理会計においては、この多面的というのが極めて重要になります。財務会計は会社単体もしくはグループ単位というあくまで全体の決算数値をまとめているだけですが、管理会計は、なぜその財務数値になっているのか?課題の要因は何なのか?という数値の解像度を上げ、経営の意思決定に役立てる会計です。また、管理会計は原価計算、予実管理、資金繰り管理、経営分析、意思決定会計に分類され、すべて重要です。コストを様々な角度から正確に数字を収集し計算する原価計算、予算と実績を複数の角度で対比させ課題を抽出する予実管理、キャッシュがショートしないように管理する資金繰り管理、積み上げた数字を、支店別/製品別・・・など複数の角度で分析する経営分析、経営陣の意思決定のために高度な分析を用いて経営数字を抽出する意思決定会計、これらを全て総合して、管理会計と言います。本記事ではこの中でも特に経営分析にフォーカスを当てて説明していきます。
財務会計との違い
そして、何よりも管理会計をざっくりと理解するためには、財務会計との違いを理解しておく必要があります。財務会計との違いを理解するには、以下の表が分かりやすいと思います。
財務会計(制度会計)
管理会計
目的
・外部への報告目的
・内部への報告目的
内容
・過去の業績報告・会計制度に基づく財務諸表に関する会計情報
・将来の業績改善・経営の考え方に基づく経営管理に関する会計情報
利用者
・社外の利害関係者(株主、債権者など)
・経営者、管理者など
ルール
・あり(会社法、会計基準)
・なし(会社独自の方法でOK)
実施
・必須
・任意
扱う数値
・実績数値
・実績、予算、見込みなど
集計単位
・四半期、一年
・事業、市場、部門、地域など
特徴
・正確性
・迅速性、独自性(経営戦略に繋がるか)
そもそもの目的が異なるため、財務会計と管理会計は似て非なるものです。財務会計は外部、管理会計は内部への報告が目的となります。また、財務会計が過去の業績報告に対し、管理会計は将来の業績改善に役立てるものです。加えて、管理会計ではルールは一切ありません。自社が取り巻く環境や自社の状況に応じた会計の仕組みを自由に作ることが可能です。そして最も重要なのは、管理会計の仕組みを作る際に、「自社の経営戦略に資する会計情報を抽出できるか?」ということが重要な論点になってきます。では、次の章でその論点をかみ砕いてみましょう。
管理会計導入前の5つの論点
管理会計を導入する前にしっかりと押さえておかなければならない論点が5つあります。この論点に関する協議をしっかり行わないまま管理会計を導入すると、「導入したはいいけど使い物にならない」ということになりかねません。そのため、管理会計を導入する際には、以下の5つの論点をまずは押さえて十分に協議・定義してください。
論点
事前に検討すべき内容
論点1
どのような視点で数字を見るか?
l 会計数字をどのような切り口で見れば、経営戦略に役立てることができるか?
l その切り口は、実際の事業の実態に紐づいているか?
l 切り口を絞り込む、もしくは切り口を拡大するための判断軸は何か?
中小企業で主に活用できる視点は、いままでの経験上11個あります(※)
論点2
どこまで深く数字を見るか?
l 売上・コスト・利益をどこまで分解すべきか?
l 当社の課題の深淵は何で、どの深さでみれば課題を抽出できるか?
深さを定義する8つのポイントがあります。(※)
論点3
どうやってデータを取得・整備するか?
l 論点1と2で定義した情報を現状の方法で取得できるか?
l 取得できないのであれば、どのようにデータを整備するか?
方法論としては2つあります(※)
論点4
管理会計のアウトプットをどう表現するか?
l 誰がどのタイミングで数値を見るか?
l どこまで分かりやすくグラフィカルに見せるか?
論点5
誰が管理するか?
l 現場部門か管理部門か情報システム部か。それはなぜか?
レベル0からレベル3までで定義可能(※)
※こちら論点含めて、有料にはなりますがそれぞれ詳しく動画(中小企業のための管理会計)にて解説していますのでぜひそちらもご覧ください。
これらの論点を検討していくことで、自社に適した精度の高い管理会計を構築できることを今までの現場経験やコンサル経験で実感しています。具体的な内容は、先述した動画にて説明していますので、是非ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。今回は管理会計の基本的な考え方について説明しました。経営力を向上させるためには、適切な目標値や指標を決め、それを持続的に様々な角度からモニタリング・改善し経営戦略を立てることができる管理会計の導入は必須です。是非、ご参考にいただき、作成していただけると嬉しく思います。リーパスでは管理会計の経験が豊富な士業が多数在籍しています。ご興味がございましたら、是非お問い合わせください。
講師:
中川 逸斗

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業務提携のお知らせ
【業務提携のお知らせ】
この度、2025年3月21日付で、リーパス運営会社の「HAL経営コンサルティング合同会社」(代表:中川逸斗)と「兵庫県信用組合」(理事長:橋爪 秀明)は、業務提携するに至りました。 これにより、「リーパス」は、さらに潜在顧客とのタッチポイントを増やし、「兵庫県信用組合」は、リーパスの士業ネットワークを活用してあらゆるコンサルティング案件に対応できることが可能になります。
兵庫県信用組合 https://www.hyogokenshin.co.jp/
HAL経営コンサルティング合同会社 https://halconsul.co.jp
リーパス https://leapath.jp
HAL経営コンサルティング合同会社/LeaPath代表 中川逸斗より
「地域の企業と真摯に向き合ってきた兵庫県信用組合様と共に、より深く、より広く中小企業を支援できることを大変嬉しく思っております。LeaPathとしても、士業・コンサルタントの力を結集し、現場に寄り添った支援を行ってまいります。」
LeaPathは、士業・コンサルタントが学びながら実務経験を積める実践型プラットフォームです。中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士など多様な専門家が集まり、チームを組んで企業支援を行うことで、より質の高いサービス提供と専門性の深化を実現しています。
講師:
中川 逸斗

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リーパスプロジェクトインタビューVol.4 堀江明/中堅BtoB企業における中期経営計画の作成に向けたプロジェクト
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である堀江明さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
堀江さん
初めまして、堀江明と申します。大津市役所と滋賀県庁で計15年間の行政経験を積み、さらに2022年からは自身で立ち上げた一般社団法人において中小企業の経営支援に従事しております。
2024年に滋賀県庁を退職し、民間企業へ転職。現在は地方自治体のDX支援にも携わっております。
診断士としては、年商数千万円から数億円規模の中小・小規模事業者に対し経営診断やDX支援を行っており、業種は多岐に渡りますが主にBtoC分野を中心に活動しています。
DX化の推進にあたっては、人材研修や業務フロー作成の支援を通じ、中小企業が自走できる体制づくりに注力しております。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
堀江さん
古巣でお世話になっていたリーパスメンバーさんから紹介を受けて登録しました。そのご縁で代表の中川さんと出会ったことが、実際にプロジェクトに参加しようと思ったきっかけです。
理由としては、中小企業診断士には研究や受注獲得を目的とする様々な集まりがありますが、その中でも特にリーパスが本格的かつ信頼できると感じたためです。
大手コンサルティング企業での経験をお持ちの中川さんが中小企業診断士の資格を取得したきっかけや、診断士のプレゼンスを高めたいという話をお聞きし、その思いに共感して何か力になれればと感じました。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
堀江さん
年商数百億円のBtoB企業をクライアントとする、次期中期経営計画を策定するための前段プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトの目的は、クライアントのこれまでの成功要因を定義し、コアコンピタンスを明らかにすること。私が担当したのは、ベンチマーク企業のKSF(Key Success Factor:重要成功要因)を特定することと、外部環境分析(政治・経済面)の2つです。
上述したとおり、企業規模・業種ともに未知の分野であり、このプロジェクトに手を挙げたのは自身にとって大きなチャレンジでもありました。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
堀江さん
短い期間でしたが、PMの中川さんともう一人メンバーから多くのことを学ぶことができ、大変有意義な経験となりました。
実際の進め方としては、まずはベンチマーク企業のウェブサイトやIR情報を確認し、KSFの仮説をつくる。それらの仮説を財務情報と照らし合わせ、裏付けが可能と思われる仮説を3つほど中川さんに確認いただきました。
中川さんからは、仮説を横に広げるための視点や縦に掘り下げるための視点を丁寧に教えていただき、成果物の品質を上げるために奮闘しました。ここで学んだ思考の軸は、今後の経営支援にも活かせると考えています。
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
堀江さん
今回のような未知の分野で大事なことは、「質問力」だと思います。
一人で悩んでいても良い答えは出せないので、PMやメンバーに素早く相談する。
相談に当たっては、何に悩んでいるか、なぜ悩んでいるかを正確に伝える。そこで必要なのが、何かしらの仮説をもって質問する「質問力」だと思います。
仮説構築に当たっては、診断士として培ってきた様々なフレームワークが役に立ちました。バリューチェーン、競争戦略、5Fなど、診断士の共通言語をベースに質問するとコミュニケーションが円滑になります。そのため、悩んだら基本に立ち返るのが良いと思います。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
堀江さん
これまでは、業績の厳しい中小企業や小規模事業者の方を支援することが多かったのですが、今回、中堅企業のプロジェクトに携わったことで視野が広がりました。
個人で診断士活動を行っていても、中堅企業から受注いただくことは稀であるため、今後もリーパスのプロジェクトで自身が力になれそうな案件があれば積極的に参画したいと思います。そして、それら中堅企業でのプロジェクト経験を通じてさらに成長し、滋賀県の中小企業や小規模事業者への支援に還元したいと考えています。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
堀江さん
リーパスでは多様な案件が取り扱われているため、ぜひ積極的に応募していただくことをお勧めします。応募に際しては「未知の分野だから」や「求められるスキルが高そうだから」といった不安を抱かれるかもしれません。
しかし、今回のプロジェクト参画を通じ、応募者のスキルセットが十分に評価され、適切なメンバー構成や担当業務の割り当てが行われていることを実感いたしました。ぜひ一歩踏み出し、共にチャレンジしていきましょう。
講師:
堀江 明

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【マッチングリーパスコンサル案件シリーズ】Vol.1組合コンサル
LeaPath代表の中川です。今回は、マッチングリーパスのコンサル案件シリーズ “ Vol.1組合コンサル ” を紹介していきたいと思います。マッチングリーパスのコンサル案件シリーズは、リーパスで紹介するコンサルティング案件のカテゴリーごとに特徴などを皆さまに紹介していくシリーズです。では、リーパスでも実績のある「組合コンサル」について見ていきましょう。
組合コンサルの概要
リーパスで実施している「組合コンサル」とは、大阪府の「組合等事業向上支援事業」を指します。課題解決に積極的な府内の中小企業組合が取り組むビジョン・中期計画作成、事業計画作成、事業活性化の支援や中小企業の異業種企業グループが取り組む新事業創出、新商品開発、新サービス創出等に係る事業計画作成について、アドバイスを行う専門家を派遣し、事業活性化を応援する「組合等事業向上支援事業」を実施します。(大阪府HPより)
具体的な内容は以下表の通りです。(大阪府HPより)
出典:(大阪府HP)組合等事業向上支援事業の概要
基本的にはビジョン作成支援と事業計画作成支援が多い印象です。案件の特徴としては、もちろん組合のカラーにもよりますが、例えば組合への帰属意識が薄い組合メンバーをモチベートしながら組合の方向性検討や、組合員増加のためのビジョン作成、共同受注・共同購買の施策構築などがあります。
組合コンサルの進め方
進め方としては、極めてシンプルで、案件ごとに大幅に変わることは基本的にはありません。
組合コンサルの進め方
Step❶:組合の状況ヒアリング(1~2時間)Step❷:基本5回の組合との打ち合わせ・協議(場合によっては3~4回の場合もあり)Step❸:報告書作成
という3Stepです。また、リーパスでは事前に案件の詳細もお伝えしますので、安心してご参画可能です。
稼働時間と報酬
稼働時間と報酬は以下の通りです。
報酬額
6~10万円程度(案件による)※報酬は案件紹介者などのマージンを除いた額
合計訪問日数
計5日 (1か月に1回程度の訪問・打合せ)
訪問1回当たりの時間
1〜2時間
報酬の絶対額は高くないですが、拘束時間自体は短いため、月に最大20件、年間最大240件こなすことができ、かつ1日の拘束時間が1~2時間であるため、他の仕事と柔軟に組み合わせることも可能です。最大件数を基に計算すれば、最大年間報酬額は2,400万円になるため、決して低い報酬額でないことが見て取れます。
こんな人にオススメ!
組合のコンサルも決して簡単な仕事ではありません。しかしながら、リーパスでは月100万円のコンサルティング案件なども紹介しているため、相対的に見ると心理的ハードルは低く、かつ稼働時間を考えると副業でも可能です。ですので、診断士になりたての方、これから独立するための経験値が欲しい方、副業として診断士活動をしていきたい方、そしてもちろん組合を支援していきたい想いを持った方などに、是非実施していただきたいと考えています。
リーパスでの実績
リーパスでは、民間企業のコンサルだけでなく、頑張る組合に対しても支援していきたい想いがあります。実績としてはリーパス公開後1か月で4件受注しており、今後も組合コンサルの実績を皆さんとともに作っていきたいと考えています。現在までの実績として❶お好み焼き屋・たこ焼き屋等組合への事業計画作成支援❷紳士服製造卸組合への事業計画作成支援❸洋服・衣料雑貨等小売店組合へのビジョン作成支援❹豆腐油揚組合の事業作成支援があります。
リーパスでの組合コンサルの支援実績例
・お好み焼き屋・たこ焼き屋等粉物組合への事業計画作成支援・紳士服製造卸組合への事業計画作成支援・洋服・衣料雑貨等小売店組合へのビジョン作成支援
登録方法
リーパスの組合コンサル案件にご興味のある士業の方は、以下の2通りいずれかの方法でご登録くださいませ。
Step❶
無料会員登録
まずはこちらから無料会員登録をしていただき、基本情報とマッチングリーパスに参画される方の情報登録に必要情報をご記入ください。また、情報登録の際に、コンサルチームという項目がありますが、「組合コンサルチーム」を選択してください
Step❷
マッチングリーパスで応募
マッチングリーパスの案件検索画面から組合案件を検索し、応募ボタンを押下してお問い合わせください(※案件が募集されていない場合もございます)。お問い合わせ後、コンサルコンシェルジュもしくはプロジェクトリーダーからコンサルティング案件の詳細を返信いたします。なお、応募が多数の場合は、応募順だけでなく、スキルセット等総合的に勘案して実施者を決定させていただきます。
講師:
中川 逸斗

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リーパス代表の中川のインタビューが「一歩踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア」Challenge+ に掲載されました。
『Challenge+(チャレンジプラス)』2025年3月号に掲載されたインタビュー記事では、HAL経営コンサルティング合同会社の代表であり中小企業診断士の中川逸斗氏が登場します。大手外資系コンサルティング会社での経験を経て、2017年に大阪で独立。以来、売上1兆円超の大手企業から個人経営の飲食店まで、30社50プロジェクトに及ぶコンサルティングを手がけてきました。
中川氏は、士業ネットワーク「LeaPath」を運営し、中小・中堅企業と中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士などの士業を結びつけ、経営課題の解決を支援しています。2025年1月時点で81名が登録しており、今後数年で300名規模への拡大を目指しています。また、セミナーや動画配信を通じて士業の育成にも力を入れ、登録士業の成長と活躍を支援しています。
本インタビューでは、中川氏のキャリアや「LeaPath」の取り組み、そして中小企業支援に対する熱意が語られています。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
👉 インタビュー記事を読む

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リーパスプロジェクトインタビュー Vol.3:飲食業組合における次世代に向けた施策立案 濱谷洸旭
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である濱谷洸旭さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
濱谷さん
初めまして、株式会社trendPlus代表/中小企業診断士の濱谷洸旭と申します。
私は新卒で入社した金融機関を8年程前に退職し、元々知識のあったWebマーケティングおよび広告事業を立ち上げました。立ち上げ後、運にも恵まれて好調で、法人化にも至りましたが、2020年に始まった新型コロナウイルスの流行に伴い、多くの企業で広告費の削減が進んだことを受けて弊社も影響を受けました。
その結果Webマーケティング領域にとどまらず、経営者や企業が抱えるさまざまな課題に対して幅広いソリューションを提供していくこと、いわゆる業務幅を広げることが必要と考えました。そこでさらにより多角的な面から経営をサポートするため中小企業診断士の資格を取得し、現在はWebマーケティングに加え、総合的な経営コンサルティングサービスを展開しています。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
濱谷さん
私は現在、リーパスの運営としてWebマーケティング全般に従事していますので、この立場から考えるリーパス登録のメリットについてお話ししたいと思います。
リーパスでは比較的小規模な案件から大規模な案件まで、そして業務も業種も多岐に渡ってお仕事が紹介されています。今回私が携わったお仕事では2人1組で携わりましたが、今回のように必要に応じてチーム体制でお仕事に当たることで、各々の強みを活かしてクライアントにより大きな価値提供ができる仕組みとなっていることは大きなメリットです。
というのも診断士は通常一人で仕事をする機会が多く、複数でチームを組んでお仕事にあたることで知識や経験、スキルを共有できる機会は貴重であるためです。また、チームを組んであたることで1人では対応できない規模の大きい案件にチャレンジしていくことも可能です。登録も無料となっていますので、リーパスの理念に共感いただき、コンサルタント、診断士だけでなく士業としてのキャリアをより高めていきたいと考える方はぜひご登録をお待ちしています。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
濱谷さん
比較的規模の大きい飲食業の協同組合様からの、これまでの当業界における飲食文化を次世代へと繋げていくための施策に関するご依頼でした。今後業界のさらなる発展に繋げるためのターゲットとすべき顧客層を定め、これまで組合様として取り組まれてきたことと現状を踏まえて、新たな施策を立案していくという内容になります。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
濱谷さん
適切なチームを組んでお仕事に当たることで、提案する内容をより深く練ることができ、結果としてクライアントにも大変喜んでいただき、こちらのご提案に対してすぐに取り掛かっていただけたのがコンサル冥利に尽き、嬉しかったです。1人ではここまで喜んでいただけなかったと感じており、チームを組んで当たることができたリーパスのプロジェクトならではだと感じました。
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
濱谷さん
やはり傾聴力・共感力は重要だと思います。先方の想いを聞いて、相手の立場に立って物事を考えることで初めて、相手に受け入れてもらう提案ができるスタートラインに立てるかなと思います。仮にコンサルタントとして特別なスキルや専門的な知識を持っていたとしても、社長やそこで働く方々の想いを無視した提案では受け入れてもらえません。傾聴力・共感力に関しては案件規模に限らず共通して必要となるスキルだと考えます。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
濱谷さん
個人としては、現状の得意分野や規模に限らず、新たな分野、業種、規模の案件にも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。また、経営コンサルにおけるPM経験をさらに増やしていくことで、さらに広い視点からコンサルに関わっていきたいと考えています。ジェネラリストとしての能力を高めたい一方で、最近はAI分野にも夢中なので、もっとこの辺りの分野も深く極めていきたいですね。
リーパスとしては、これまで中小企業診断士はもちろん他士業の業界がなかなか関わってこれなかった中堅企業領域へのコンサルにも進出し、いわゆるこの業界におけるパラダイムシフトを起こし、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
濱谷さん
リーパスでは会員登録が無料の上、比較的小規模な案件から大規模な案件まで、そして業務も業種も多岐に渡ってお仕事が紹介されています。
また、診断士をはじめとした士業やコンサル向けの動画や記事といった学べるコンテンツも豊富にあり、会員同士で意見・情報交換できるコミュニティもあるので、コンサルとして稼いでいきたいと考える人はもちろん、コンサルとしての知識やスキルを向上させたい方や繋がりを広げたい方にもぜひオススメです。
講師:
濱谷洸旭

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リーパスの使命と目指す未来について
LeaPath代表の中川です。
当記事を見ていただきまして誠にありがとうございます。
今回この記事を開いてくださった方は、中小企業診断士の方(勉強中の方も含め)をはじめとして、何かしらの士業またはコンサル業に従事されている方が多く、そして同時に、リーパスに対して何かしらの興味関心を寄せてくださっている方が多いと思います。
今回はそんな方向けに、「リーパスって何」というところから、そもそもなぜリーパスというサービスを立ち上げたのか、そしてリーパスは最終的にどこへ向かうのか?ということについて深堀りしていきます。
皆さんと一緒に中小企業診断士業界を盛り上げ、全国の中小企業に貢献できる仕組みを作って参りたいと思いますので、是非ご覧いただけると幸いです。
なぜリーパスというサービスを立ち上げたのか
まず、「なぜリーパスというサービスを立ち上げたのか」その背景を少し語らせてください。
きっかけとしては、中小企業診断士の養成校に通っていた時に構想し始めたことがきっかけで、それから約半年間かけて自分の想いと事業構想を整理してサービスを開始しました。
リーパスを立ち上げた理由を整理すると、以下3つに集約されます。
①大手コンサルティング会社と中小企業診断士業界の双方を知る者としての使命
②全国に高品質なコンサルティングサービスを行き渡らせたい
③中小企業診断士をはじめとした士業のキャリアを応援したい
①大手コンサルティング会社と中小企業診断士業界の双方を知る者としての使命
まず、みなさん、大手コンサルティング会社と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「規模が大きい案件を扱っている」
「優秀な人たちの集まり」
「最先端を行っている」
私の周りの中小企業診断士の話を聞いても、大体上記のような、
漠然とした「凄そう」
というイメージを持たれている方が多いです。
さらに直接的な言い方をすれば、中小企業診断士の方々は大手コンサルの方々と比べて、自身を過小評価し過ぎているケースが多いと感じています。
これに対して、結論としては、
「確かに大手コンサルは優秀な人は多いが、中小企業診断士でも十分戦える余地がある」
と考えています。
かくいう私は、Big4と言われるコンサルティング会社や、内資系の戦略系のコンサルティングファームで働いていた一方で、私自身中小企業診断士でもあります。つまり、大手コンサルの面も、中小企業診断士の面もよく知っています。
双方とも同じコンサルティングという枠組みですが、似て非なるものですし、それぞれの特徴を活かして各々が業界を形作っています。
ただ、コンサルティングの領域で実際に、中小企業診断士が勝負できるか、という面については冷静に考える必要があります。もちろん中小企業診断士の方が得意な領域も沢山あります。例えば補助金・助成金、零細企業への支援、業界知識、他士業との連携などが最たる例です。
しかし、ことコンサルティングという1点においては、成長の余地を業界としても考えていかなければならないと考えています。
一方で、中小企業診断士の強みもあります。
というのは、中小企業診断士は、金融業や製造業、メーカー、士業等、コンサル以外の業界でのキャリアを積んでこられた上で診断士になっていることがほとんどです。
そのため、コンサルと各々の現場で積み上げてきた知識や経験を掛け合わせることができる、いわゆる「現場感覚を知った上での実態により即したコンサルティング」が提供できるわけです。
そのため、中小企業診断士においては、コンサルティングにおいて、コンサルとしての知識はもちろんのこと、資料作成、ファシリテーション、プレゼンテーション、案件提案力、そして中堅企業でのコンサルティング経験などのスキル・経験をもっと業界として底上げさえできれば、さらに成長すると確信しています。
そして、これら双方の状況を知る身として、少しでも中小企業診断士のキャリアと中小・中堅企業の成長に貢献したい思い、リーパスを信頼できるメンバーとともに立ち上げました。
②全国に高品質なコンサルティングサービスを行き渡らせたい
私は2012年に一度コンサルティング業界から離れ、2017年まで事業会社で働いていたことがあります。
その後、2017年に個人事業主として中小企業へのコンサルティングを再開しましたが、地方の中小企業のコンサルティングを実施する機会がいくつかあり、その中でも印象に残っているのが、2020年に実施した債務超過の中小企業(製造業)の再建支援です。
その企業の技術や社長の従業員や地域に対する想いを知り、地方のコンサルティングにも興味を持ちました。
技術はあるものの、マーケティングやブランディング、および販路開拓などの分野で課題があり、自社の優位性を対外的に訴求できていない企業でした。
そして、その後も地方の企業をいくつか訪問しましたが、良い技術や商品はあるものの、なかなか活路を見出せていない企業が多く、これらの企業の戦略をピボット(方向転換)することで、地方の中小企業の成長や地域への貢献ができるのではないかというのを考えるようになりました。
そのような、「あと一歩」が困っている地方の企業へ積極的に支援をしていきたいことが、リーパスを立ち上げた理由の一つです。
やはりコンサルティングは東京や大阪などの大都市に集中していますので、どうにかそれを地方に還元する流れを更に作りたいと考えており、個人でできることには限りはありますが、リーパス内にいる多数のプロフェッショナルと力を合わせれば、それも実現不可能ではないと考えています。
③中小企業診断士をはじめとした士業のキャリアを応援したい
そして何より、様々な士業と出会い、話をする中で最も多い話題が「キャリア」の話です。
その中でも特に多いのが
・「独立するのは怖い」
・「独立しても、コンサルティング案件を営業できる自信がない」
など、やはり独立するか否か、そして独立した後の不安を払拭できないという、どちらかというと「不安」が先行する会話です。
税理士や社労士は独占業務がありますが、中小企業診断士は独占業務がありません。
その中で独立するのは、確かに不安だと思うのです。勉強会に参加してもコンサルティング案件が降ってくるわけでもないですし、コンサルティングファームのように高単価な案件がそれほどあるわけでもないという状況で、どうやって中小企業診断士が前向きに独立し、全国の中小企業を支援できるでしょうか。
中小企業を支援するには、まずはサービスを提供する中小企業診断士が明るくキャリアを語れる場を創ることが先決です。
「なぜ独立してまで派閥争いに巻き込まれなければならないのか?」という意見もちらほら聞きます。
そのような団体があるかどうかは知るところではありませんが、少なくともリーパスは、想いを持って独立や副業する人が、国家資格を取った後にがっかりしないよう、派閥などは絶対に作りません。
また、リーパスでしかできないことをどんどんしていきたいと考えています。
例えば、記事においてはLeaPathでしか閲覧できないような実体験に基づいた中小企業診断士向けの記事を豊富に掲載し、普段表に出さないような会員限定記事も公開していきます。また、動画でもコンサル経験豊富なコンサルタントや現場で活躍している士業の、明日から役に立つ動画をアップしています。
コンサルティング案件に関しては、独自のネットワークを保有しているため、月数万円のお仕事から月100万円以上のようなお仕事に至るまで、幅広くリーパス会員の皆様に紹介させていただいております。
このように
コンサルタントとしての成長のための育成と、
その成長結果を試すことができるコンサルティングの実践の場、
そして中小・中堅企業とのタッチポイントを増やすコミュニティを一気通貫で支援することにより、
中小企業診断士のキャリアを支援していきます。
私の士業支援のひとつの理念が
「勉強会に参加して、その気になるだけ、はもうやめよう」
です。
だからリーパスでは、ひたすらコミュニケーションと実践の場を創り、そこで新たな成長機会を創発していく。
そのような流れを創りたいと考えています。
そんな理念に様々な方に共感いただき、ローンチ前から、早くも無料記事が60本、動画が30本、コンサルティング案件が15件以上集まりました。
以下図でリーパスのサイトローンチ前の実績をお伝えいたします。
リーパスについて
リーパスの掲げる理念
そもそもなぜ「LeaPath(リーパス)」という名前なのか?ですが、先述したような経緯を踏まえて、士業や中小企業の将来を最高到達点まで飛躍させたいという想いからLeaPath(リーパス)と名付けました。
Leap(飛躍)、path(道・キャリア)、ath(all time high=最高到達点)を組み合わて、LeaPathとしています。
リーパスが提供していくサービス
では実際に、リーパスのサービスについて、ローンチ予定のもの含めて以下の3つのサービスを提供していきます。
①「育成リーパス」
②「コミュニティリーパス」
③「コンサルティングマッチングリーパス」
①「育成リーパス」
育成リーパスは、中小企業診断士と中小企業の育成のための記事/動画/セミナー・勉強会サービスです。
机上の空論ではない現場でのコンサルティング経験に基づいた「明日から使えるノウハウ」を会員の皆様にお伝えし、スキルの底上げをしていきます。
②「コミュニティリーパス」(2025年サービス開始予定)
コミュニティリーパスは、中小企業診断士と中小企業がWeb上で質問回答を行えるサービスです。
中小企業診断士と中小企業のタッチポイントを増やすとともに、中小企業が気軽にプロフェッショナルに質問し、コンサルティングの敷居を下げることを目的としています。こちらのサービスについては現在開始に向けて準備中です。(2025年サービス開始予定)
③「マッチングリーパス」
マッチングリーパスは、士業と中小企業をマッチングし、コンサルティング案件を行うサービスです。
中小企業の課題やニーズに応じて、リーパス会員のプロフェッショナルで最適なチームを組成し、コンサルティングを行います。
リーパス独自のネットワークを活かし、月数万円のお仕事から月100万円以上のようなお仕事まで、リーパスでしか活動できない案件を多数マッチングしています。
なぜ、この3つを同時に実現しているかというと、
「勉強」➡「相談」➡「実践」
という“コンサルタントとしての成長”に欠かせないサイクルを一気通貫で提供したいためです。
最後に紹介しますが、この3つのサービスだけでなく、更にサービス領域を拡大させていく予定です。
リーパスは最終的にどこへ向かうのか?
それらの想いを踏まえて、リーパスはどこへ向かおうとしているのか?という点を、少しお話させてください。
現在は3つのサービスを実施していますが、今後以下のようなサービスを展開していく予定です。
1. 士業の働き方の多様性の推進
2. コンサルの敷居を下げるサービスの提供
3. 教育の底上げ
4. バーチャルコンサルティングファームの形成
上記を踏まえ、国内最大級の士業ネットワークを創りたいと考えています。
喫緊の目標は1年間で500名の会員数にしていきたいと考えています。
1.士業の働き方の多様性の推進
リーパスが目指すところのまず1つ目は、「士業においてより多様的な働き方を実現すること」です。
そもそも働き方は多様であるべきです。人生の1/3を構成する仕事に囚われるのは、あまりにも勿体ない。
特に診断士の場合は前述のように独占業務がない故に、独立がなかなか難しいという問題があります。
だからこそ、独立だけでなく、副業・兼業、すき間時間対応など色んな働き方をリーパスでは支援します。現在のマッチングリーパスは下記で言う「プロジェクト型」が中心ですが、士業の働き方や企業のニーズに合わせて、様々なマッチング形態を実施していきます。
2.コンサルの敷居を下げるサービスの提供
2つ目は、「コンサルの敷居を下げるサービスの提供」です。
私の経験上、大企業や中堅企業はコンサルを使い慣れているが、中小企業は使い慣れていない、というのは確信しています。
どうしても、資金力などを鑑みるとコンサルへの依頼のハードルは高いです。また、大企業や中堅企業は大手のコンサルティングファームが支援していますから、中小企業診断士が単独で入ってくのは、コンサルファーム出身者を除き至難の業です。
加えて、税理士や社労士に比べ中小企業診断士は中小企業へのタッチポイントが極めて少ない。
そのような四面楚歌状態の中で、結果的に国家資格であるにもかかわらず知名度が他資格に比べ高くない、という状況になっていると推察しています。中小企業診断士業界には優秀な人材が沢山いるにもかかわらず、です。
リーパスは、中小・中堅企業にとってのコンサルティングの敷居を低くして、士業と中小・中堅企業のタッチポイントを増やすコミュニティリーパスというサービスも展開します。簡単に言うと、中小企業が中小企業診断士に気軽に相談できるコミュニティ、質問版です。
そのサービスの中でマッチングリーパスへの導線をうまく作り、双方がハッピーになる仕掛けを作っていきます。
3.教育の底上げ
3つ目が「教育の底上げ」です。
現在、育成リーパスでは記事や動画などのサービスを提供していますが、やはり真にスキルの底上げを行うには、対面での研修や勉強会も必須です。広く伝えていくには動画が最適ですが、ひとりひとりを育成するのは対面形式が最適です。
そこで、動画だけでなくセミナー・ウェビナー、および勉強会のサービスを月並みですが実施していきます。
すでに共感をいただいた方とセミナーの企画も始まっており、今から楽しみなサービスのうちのひとつです。
コンサルファーム出身者がコンサルや提案のノウハウをお伝えしたり、生産のプロとITのプロが組んで生産管理の勘所をお伝えしたり、社労士法人代表の人事セミナーパックで人事コンサル領域を網羅したり・・・・など、様々な企画セミナーを提供していきます。
リーパスがこだわるのは
「机上の空論ではない実績と実践に基づいた、明日から使えるノウハウの提供」
です。
4.バーチャルコンサルティングファームの立ち上げ
そして、最終的にはリーパスで「バーチャルコンサルティングファームの立ち上げ」を構想しています。
リーパス内で、機能軸×業界軸ごとにトップメンバー(Director)を決めて、全国にサービスが行き渡るバーチャルコンサルティングファームを創ります。
例えば、農業のマーケティングに関する案件の場合、農業に強いチーム
と
マーケティングに強いチームのそれぞれの人選を掛け合わせることで、案件ごとに最適なチームを組んでお客様に当たっていくことができます。
中小企業診断士のリーパス会員の皆様は自由に副業で様々なチームに参画することが可能ですし、
中小企業は必要な時に必要なスキルを確保できるため、比較的低価格で選択肢のあるコンサルの使い方が可能になります。
各チームのDirectorが取ってきた仕事をリーパス会員が実行する仕組みであり、将来的には、そのコンサル経験を踏まえて、各チームでプロダクト開発したり、新規事業を立ち上げることも視野に入れています。
また、その経験を育成リーパスの動画、記事、セミナーに還元していただき、さらに多くの人のキャリアを支援し、中小企業の成長を支える仕組みを創りたいと考えています。
そのバーチャルコンサルティングファームの足掛かりとなるチーム編成も、現在リーパス内で行っています。
最後に
私は、中小企業診断士業界の力、そしてひとりひとりの中小企業診断士の力を信じています。
実際に、中小企業診断士の皆様は、何かしらの得意分野を極めている方ばかりです。
そこにベースのコンサルティングスキルが合わさり、かつチーム戦で取り組めるようになれば、鬼に金棒だと思っています。
その土壌をリーパスで創り、皆さまと一緒にリーパス自体も成長し続ける。
そのようなサイクルが回り始めたとき、ちょっとしたイノベーションが起きると思っています。
リーパスの使命は、中小企業をはじめとした士業のキャリアと中小・中堅企業の更なる成長を支援することです。
是非、皆さまのお力・お知恵をリーパスにお貸しください!!一緒に新たな変化の波に対応していければと思います!!
講師:
中川 逸斗

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【実体験】中小企業診断士登録養成課程に働きながら通うことは厳しい?
こんにちは、一般社団法人Community Boost Consulting代表理事の長谷川祐介と申します。
さて今回は、私が実際に1年間通った大阪経済大学中小企業診断士登録養成課程(第5期)(以下、「大経大養成課程」といいます。)をモデルに、働きながら養成課程に通うことについてお話ししていきたいと思います。
中小企業診断士登録養成課程とは?
中小企業診断士養成課程とは、中小企業診断士資格取得のための1つのルートであり、中小企業庁が定める基準を満たした「演習」と「実習」を修了することで、2次試験と実務補習が免除され、中小企業診断士として登録できる制度です。
養成課程に働きながら通うために検討が必要な事項
私が通った大阪経済大学養成課程の場合は、基本的に授業が平日の夜と土日にあったため、働きながら通うことは可能でしたが、
それでも後述するように、仕事との両立は非常に大変でした。
また、仕事との両立はもちろんですが、養成課程に通う上では、考慮する点が多く、私自身の経験を通して、事前に理解しておくべき検討事項について大きく以下の4点を考えています。
養成課程に通うにあたって理解しておくべき検討事項
①仕事との両立
②家庭との両立
③経済的負担
④健康管理
①仕事との両立
1.会社への理解
私は普段、滋賀県に住んでおりまして、職場も同様であるため、大阪経済大学北浜キャンパスまで通うには、約1時間30分ほどかかります。
平日の18時30分から始まる講義に間に合わせるためには、少し仕事の終了時間を早めることが必要となりました。
また、養成課程では約1ヶ月かけての診断実習が計5回行われますが、実習中の1ヶ月間は毎週1回平日に実習先の会社に訪問するため、5回の実習全体を通して計16日間は、平日有休をとって出席する必要がありました。
(実習については、別記事「中小企業診断士登録養成課程の実習内容について卒業生が解説」をご参照ください。)
これらを考慮すると、職場の理解を得ることなしには、仕事との両立は難しいですので、養成課程を検討される場合は、入学前に、入念に職場と協議いただくことをお勧めします。
2.働きながら通える養成課程の選定
また、私が通った大阪経済大学の養成課程では平日夜と土日が基本となる開講日でしたので、公務員で平日フルで働いている私も通うことができましたが、
養成課程の各学校毎で開講スケジュールは変わってきますので、働きながら通いたい方は、事前に今の勤務形態で働きながら通えるかどうかをしっかり前提として検討しておくことが必要となります。
②家庭との両立
仕事の理解を得ることもさることながら、人によっては、家庭の理解を得る方が難しい方もいらっしゃるかもしれません。
週3〜4日(平日夜2日、休日日中1〜2日)通学し、家では課題のレポート作成等を、本業の仕事をしながら行うわけですから、家庭には迷惑をかけることになります。
特に、小さい子供がいらっしゃる受講生の中には、子供との距離ができてしまった等の声があがっていました。
家庭については、事前協議でどうこうなるものではないかもしれませんので、たまにあるお休みの日は全力で家族との時間に使い、家族サービスを念頭におきながら1年過ごすことが大切かと思います。
③経済的負担
また、もちろん養成課程ルートでは、2次試験ルートと比べて大きく費用がかかります。実際には私は1年間で以下の費用がかかりました。
私が養成課程で1年間にかかった費用
・(大阪経済大学)養成課程学費:200万円
・交通費:約15万円
・合計:約215万円
私は、公務員なので対象外でしたが、「専門実践教育訓練給付金」を活用できれば、約40万円国から支援を受けることができます。
しかし、それでも車が買えるくらいの費用が必要となりますので、家計との事前相談は必須です。
④健康管理
仕事と両立しながら週4回通学するとなると、健康管理はとても重要です。
養成課程を卒業する上で何より大事なのは出席率です。どれだけ良い成績を収めたとしても出席率90%の必須条件を満たせなければ卒業が認められません。
原則としてオンラインでの出席は認められていないため、病気で休みがちとなった場合は卒業できなくなる可能性があります。そのため、有休を活用し、戦略的に休養を取ることも重要となります。
養成課程通学中の一週間のスケジュール
私が実際に1年間大経大養成課程に通っていた時の1週間と1日の流れは以下の通りです。
実際にどのくらいの時間を養成課程に当てる必要があるのかをイメージいただければと思います。
<1週間のスケジュール>
月曜日 演習(18時30分~21時30分)
火曜日 自宅にてレポート+予習作業(約2〜4時間)
水曜日 演習(18時30分~21時30分)
木曜日 オフ
金曜日 自宅にてレポート+予習作業(約2〜4時間)
土曜日 演習(9時~17時45分)
日曜日 演習(9時~17時45分)
<平日(開講日)の1日のスケジュール>
授業外での作業ついて
養成課程では、講師の授業をひたすら聞き続けるような授業はほとんどなく、インプット→事例検討(グループワーク)→発表、その後、発表内容をレポート課題として作成というケースが多いです。
そのため、授業がない日でも、課題作成や授業での発表準備、授業の予習などで時間は取られてきます。
仕事の繁忙期と重なると、木・金に東京出張が入り、新幹線の中で、実習の宿題やレポート作成に勤しむこともありましたが、そのあたりは、溢れんばかりの情熱と根性で1年間乗り切りました。
まとめ
今回は、1年間働きながら中小企業診断士登録養成課程に通うという経験から、仕事との両立の厳しさをお伝えしました。最近、中小企業診断士が注目を集めている影響で、登録養成課程への入学は難しくなってきていますが、そこからの卒業もまた大変な挑戦となります。
ただ、私でやれたのですから、この記事を読んでいただいている熱心な読者の皆様には可能だと信じております。その過程で得る貴重な知識や経験、そして人脈は何物にも代え難いものです。
実際に、養成課程では、診断士二次試験対策で中心となる、読む・考える・書く能力に留まらず、ファシリテーション能力、傾聴能力、プレゼンテーション能力、ロジカルシンキング能力など、実際の実務に即した能力強化を図ることができます。
ぜひ、皆様も前向きな気持ちで養成課程への参加について検討してみてください。
講師:
長谷川祐介

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【社会保険労務士法人和】床田代表のインタビュー動画公開!
2024年より、LeaPathは社会保険労務士法人和と業務提携を締結しております。このたび、社会保険労務士法人和の床田代表に、LeaPathの提供する価値についてお話しいただきました。
床田代表は、社労士法人と中小企業診断士団体が連携することにより、お客様にとってより包括的かつより高いレベルの支援が可能になる点に、大きな意義があると語っていただきました。
詳しくは、ぜひ動画をご覧ください。
講師:
床田知志

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【会社経営】中小企業が成長していくために必要な5つのこと
LeaPath代表の中川です。
今回は、中小企業が成長していくために必要な5つのことについて述べていきます。
本記事は、特に中小企業の社長、役員および管理職の方にご覧いただきたいと思います。
私は、今まで大企業から中小企業まで30社50プロジェクト以上の経営コンサルティングを実施してきました。
その過程で感じたことは、大企業の課題と中小企業の課題は明らかに違うということです。その中で、なぜ中小企業がなかなか成長しにくいのかという共通項について分かってきました。
今回はその共通項と、その解決策について述べていきたいと思います。
中小企業が成長していくために必要な5つのこと
中小企業の成長に必要なことは、大別すると5つです。
中小企業が成長していくために必要な5つのこと
①戦略性
②人的資本管理
③柔軟性/外部活用
④ITの積極的活用
⑤企業文化の変革
①戦略性
ひとつめは、戦略性です。中小企業のコンサルティングをしていると、経営理念と現場の技術はあるが、戦略と戦術があまりないことが多いです。
素晴らしい理念や技術を保有されている中小企業はたくさんあります。
しかしながら、内外部情報をもとに経営戦略を立案し、アクションプラン(戦術)にまで落とし込めている中小企業はそう多くありません。いくら良い技術を持っていても認知・拡大できなければ収益はなかなか上がりづらいです。
まず、「戦略」と聞くと、大企業の戦略をイメージされる方も多いと思います。
とある中小企業の社長とお話していたときに、「中小が戦略を作っても、大企業から落ちてきた案件をこなすだけだから意味がない」「うちは経営企画部もないから、担当者がいない」と仰っていました。
確かに一理あります。というのも、世の中の戦略本などを見ていると、「これは中小企業には当てはまらない」というようなフレームワークや事例が多々あるためです。
とはいえ、やはり経営理念と収益性を実現するために市場で勝つ方法(戦略)は重要であり、その戦略次第で、収益性や将来性、および現場の行動も変容していきます。
中小企業が戦略を立案する際に重要な点が2つあります。
1:戦略をきちんと戦術に落とし込むこと
2:中小企業の特徴を生かして戦術を素早く検証していくこと
1:戦略をきちんと戦術に落とし込むこと
方向性を決めたら戦術にまで落とし込むことが重要です。戦術とは、平たく言うと「明日からでも実行できるアクションプランやツールを作ること」です。
戦術まで落とし込まないと、中小企業の場合は特に絵に描いた餅になり、美しい資料(紙切れ)だけが会社に残ることになります。
いかに現実的で実現可能なアクションプランを作ることができるかが大きなカギとなります。
2:中小企業の特徴を生かして戦術を素早く検証していくこと
また、中小企業の場合は規模が小さく小回りが利くため、あらゆる戦術を即座に実行し検証し、改善していくことが大手企業より容易です。
それゆえ、戦略を戦術に落とし込んでいくことが求められます。
経営企画部がない場合は、外部の中小企業診断士などに依頼すると良いでしょう。
しかし、外部に依頼する場合、必ず準備をしてもらいたいことがあります。
それは、外部プロフェッショナルの知識を移転できるための社内人材の準備です。コンサルタントはずっと社内にいるわけではないため、最終的には社内の誰かが、その知識を受け継ぎ、実行していくことが求められます。
そのためにも、中小企業診断士に依頼する際は、実行部分まで支援できる中小企業診断士やチームに頼んでください。
戦略は、立案することが目的ではなく、実行することが目的なので、「戦術にまで落とし込むこと」と「社内の誰かに知見を移転すること」が重要なのです。
戦略について深堀されたい方は、「経営戦略構築手法Vol.1インプット編-現場で本当に使えるフレームワークはこれだ!」および「経営戦略構築手法Vol.2アウトプット編-中小企業の経営戦略のセオリーとは?」という動画をご覧ください。
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また、リーパスには、実行分野まで支援できるプロフェッショナルの人材が多数参画してくれています。是非貴社に合う人材をマッチングリーパスで探してみてください。
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②人的資本管理
一方、戦略を実行するためには、人材のスキルアップやモチベーションアップが欠かせません。
「うちは経営ビジョンをしっかり描いているのに、社員は動いてくれない」と言われる社長もいらっしゃいますが、その時に、私は必ず「人的資本管理はできていますか?社員のモチベーションやスキルをアップさせるための施策は何か取り組まれていますか?」とお伺いします。
それでなくとも、中小企業の場合は少ない人で経営をドライブしていく必要がありますから、人事制度やスキルアップ制度、その他福利厚生など人事領域の改善は戦略・戦術とセットと考えても過言ではありません。
人事制度の作り方について詳細を知りたい方は、「中小企業の人事制度の作り方-5つの体系を押さえると、本格的な人事制度を誰でも作ることができる!」という動画をご覧ください。
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③柔軟性/外部活用
「戦略性」の部分でも述べたように、中小企業は、中小企業診断士などの外部資源をもっと多用すべきだと思います。
当然、中小企業の中にも優秀な方はたくさんいらっしゃいます。ただ、中小企業はどちらかというと血の入れ替えが少ない会社が多いため、スキルや経験がだんだんその会社独自のものになっていく傾向があります。つまり、課題設定や具体的な解決方法については、外部の経験豊富なプロフェッショナルに依頼するケースも必要ということです。
ただ、「外部に頼んでもなかなか結果が出ない」と仰られる方もいますが、コンサルタントの見極めや依頼する側の活用リテラシーも重要です。
そのポイントを5つ書いておきます。
外部活用リテラシー5つのポイント
① 求められる情報は出すこと(財務諸表など)
② 依頼する側も、仮説で良いので問題ややりたいことを認識できていること
③ 社長・役員に意思決定力があること
④ なんでもかんでも外部任せにしないこと
⑤ 意見を言えること(言いなりにならないこと)
この5つのポイントを守ることができれば、外部を活用したプロジェクトなどの結果は比較的出やすくなると思います。
④ITの積極的活用
経験上、ITが苦手な中小企業とは沢山出会ってきました。
データ上でも、IT活用の差により売上高や利益率には大きな差があることが分かります。
(https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap2_web.pdfより引用)
IT投資には、中小企業の成長を手助けする様々な要素があります。
代表的なところでいうと
1.コスト削減
2.営業力の強化
3.企業間連携の促進
4.新規ビジネスの構築
5.在庫圧縮
6.ノウハウの継承
7.リスク・セキュリティ対応
8.意思決定の迅速化
などが挙げられます。
アナログ施策も極めて重要である一方、IT投資を適切に行っている中小企業は成長している傾向があるため、外部を活用するなどして、実施していくことが、これからの時代は特に求められます。
ITの導入に関してさらに詳しく知りたい方はこちらの動画「基幹システム導入方法」をご覧ください。
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⑤企業文化の変革
上記のような戦略性、人的資本管理、外部活用、IT投資を積極的に推進していくためには、企業文化の変革が欠かせません。
もともと素晴らしい企業文化を持った中小企業ももちろん沢山ありますが、一方で閉塞感がある会社や古い体質の企業文化の会社などがあることは確かです。それらの会社では、何かを推進しようとしても推進するためのエンジンがないため、方針や戦略が砂上の楼閣になってしまうことがあります。
企業文化を変革するための方法論は様々ありますが、中小企業で最も有効だったのは「可視化/見える化」です。
例えば、社長の想いを可視化する、会社の理念・ビジョン・バリューを可視化する、透明性のある評価制度や表彰制度を可視化する、賃金・休暇に独自性を持たせ可視化する、等です。
中小企業は人数が少ないため、良い情報も悪い情報も伝達が早いです。それゆえ、「本当に伝えたいこと」を可視化し、従業員と共有することが、第一歩として重要です。
企業文化の変革方法について詳しく知りたい方は「管理職研修シリーズVol.7 チェンジマネジメント」をご覧ください。
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講師:
中川 逸斗

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業務提携のお知らせ
【業務提携のお知らせ】
この度、リーパス運営会社の「HAL経営コンサルティング合同会社」(代表:中川逸斗)と関西最大級の社会保険労務士法人である「社会保険労務士法人 和」(代表:床田知志)と業務提携するに至りました。
これにより、「リーパス」はさらに潜在顧客とのタッチポイントを増やし、「社会保険労務士法人 和」は、リーパスの士業ネットワークを活用してあらゆるコンサルティング案件に対応できることが可能になります。
社会保険労務士法人 和 https://www.101dog.co.jp/romushi/
HAL経営コンサルティング合同会社 https://halconsul.co.jp/
リーパス https://www.leapath.jp/
HAL経営コンサルティング合同会社/LeaPath代表 中川逸斗より
「この度、関西を代表する社会保険労務士法人である『社会保険労務士法人 和』様との業務提携が実現いたしましたこと、心より嬉しく存じます。本提携を通じ、リーパスはさらなる企業との接点拡大を図り、多様な経営課題への支援体制を一層強化してまいります。今後も士業・コンサルタントの皆さまと連携し、クライアント企業にとって真に価値あるプラットフォームの実現に努めてまいります。」
LeaPathは、士業・コンサルタントが学びながら実務経験を積める実践型プラットフォームです。中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士など多様な専門家が集まり、チームを組んで企業支援を行うことで、より質の高いサービス提供と専門性の深化を実現しています。
講師:
中川 逸斗

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リーパスプロジェクトインタビューVol.5 山地日和/中堅BtoB企業における中期経営計画の作成に向けたプロジェクト
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である山地日和さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
山地さん
こんにちは、モジュールコンサルティングオフィスの山地日和です。
大手から中小まで複数の事業会社の経理・人事経験を生かして、“バックオフィスから事業を加速しよう!”というサービスを行っています。管理会計導入や人事制度見直し、採用・広報、新事業立ち上げが多いです。個人事業から法人へのスタートアップから、年商十数億の中小企業まで関与させていただいています。
また、株式会社彩墨会(クリエイティブ系の書道会社)を、書家と2人代表取締役体制で経営しています。クライアントのコーポレートアイデンティティをコンサルで引き出して書に落としこみ、ロゴやコミュニケーションツールとして活用していただくBtoBビジネスモデル。こちらも中小~中堅企業の社長とお会いする仕事です。
2つの仕事と通じて、たくさんの人と事業をたのしんでいます。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
山地さん
中堅以上のクライアントに対するコンサル経験を持ちたいと思って、登録しました。
営業人脈が狭く、キャリアの少ない独立中小企業診断士は、どうしても中小規模の事業者さんへの関与に偏ってしまいます。早期に幅広いクライアントと出会って、顧客価値をより高めたいとおもっていました。
大手との経験豊富なコンサルファームに行ったらいいんだろうけど、年齢的にファームに採用してもらうのは難しい…。じゃあ、ファーム出身の方と仕事するのがいいのかも、と考えていたときに、恩師として尊敬している診断士の先生にリーパスのことを聞き、これだー!と登録しました。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
山地さん
年商数百億円のBtoB企業をクライアントとする、次期中期経営計画を策定するための前段プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトの目的は、クライアントのこれまでの成功要因を定義し、コアコンピタンスを明らかにすること。私が担当したのは、ベンチマーク企業のKSF(Key Success Factor:重要成功要因)を特定することと、外部環境分析(政治・経済面)の2つです。
上述したとおり、企業規模・業種ともに未知の分野であり、このプロジェクトに手を挙げたのは自身にとって大きなチャレンジでもありました。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
山地さん
チームでの仕事が本当に楽しい。堀江さんがインタビューVol4で答えていらっしゃったように、『クライアントにとって有益なアウトプットにしようという思いが共有できている』、これがこのチームのKSFだと思います!
お二方ともファームのご経験があり、アウトプットを作っていくプロセスではわたしにとって初めての切り口や分析手法も多く、キャッチアップするのにちょっと時間がかかって申し訳なく思うことも多々。でも、『こんなロジックの組み方するのね!』とわくわくしながら吸収しています。あと、毎回お二人のパワポ資料がくると、にやにやしながら解体して、どうやって作ってるのか研究しています笑
リーダーの中川さんはコンサル手法のみならずコミュニケーション能力がとても高く、メンバーにGoodとMoreをうまく伝えてくださいます。私にとっては、信頼できるリーダー。とても良い刺激を受けています!
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
山地さん
チームコミュニケーション力。チームメンバーそれぞれが独立しているので、日常はオフラインでのやりとりがなく顔や様子はわかりません。クライアントにいい提案しようね!という思いを軸に、信頼しあうことがまず不可欠だなと思います。
もちろん、コンサルタントとして必要な基本能力はあることが前提で進むプロジェクトだと思います。
・課題発見力:与えられたタスクを軸にしつつ、どんな貢献ができるか考えて自分からも提案する
・概念化能力:リサーチした情報を並べるだけでなく、本質をつかんで言語化しようとする
・迅速性:資料を速くつくるはもちろん、作業難航時に抱え込まず早期に相談する
などなどです。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
山地さん
4月1日に中小企業診断士登録予定で、これまでの関与先に加えて、公的機関での海外支援業務や、研修講師へのチャレンジを始めます。
リーパスについては、このプロジェクトが終わったらさみしいなあというのがまず本音。また一緒に仕事しようと言っていただけるようがんばりたいですね!忙しくても、リーパスだったら時間こじあけます。ベーススキルを磨いて、次にご一緒するみなさまに『山地、腕あげたなー!』と思っていただけるように精進します。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
山地さん
中小企業と同様、診断士も協業してシナジーを発揮することでお客さまへの価値を大きくできる業態だと思います!
公開されたプロジェクトに興味をもてたら、はじめの一歩でぜひ応募してみましょう。もしアサインされなくても、リーパス内でご自身の思いや顧客価値を他のメンバーと共有できるチャンスは得られるはず。あなたを待っている事業者さん、仕事仲間がきっといます。
講師:
山地 日和

記事
管理会計とは?目的や導入・やり方の流れについてわかりやすく解説!
LeaPath代表の中川です。今回は、管理会計について解説していきます。管理会計の構築方法についての詳細はリーパスの動画「中小企業のための管理会計構築方法」の中で述べていますが、今回は管理会計の枠組みを、基礎の部分をお話していきます。是非、会計分野に課題がある、もしくは管理会計を導入しようとしている中小企業の皆様や、今後管理会計をサービスのひとつとして提供していきたい士業の皆様にご覧いただければ幸いです。
さて、管理会計とは何でしょうか?財務会計という言葉や概念はご存知の方も多いと思います。一方、管理会計という言葉自体は知っているものの、それを実際に導入・運用・活用されている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?本記事では、管理会計の定義を紐解くとともに実際の管理会計の導入に際して必要な事前検討事項を中心に説明していきます。
管理会計の定義と目的
管理会計を一言でいうと、自社の経営に活用するために社内向けにまとめる会計のことで、迅速かつ正確で多面的な経営判断に活用するものです。管理会計においては、この多面的というのが極めて重要になります。財務会計は会社単体もしくはグループ単位というあくまで全体の決算数値をまとめているだけですが、管理会計は、なぜその財務数値になっているのか?課題の要因は何なのか?という数値の解像度を上げ、経営の意思決定に役立てる会計です。また、管理会計は原価計算、予実管理、資金繰り管理、経営分析、意思決定会計に分類され、すべて重要です。コストを様々な角度から正確に数字を収集し計算する原価計算、予算と実績を複数の角度で対比させ課題を抽出する予実管理、キャッシュがショートしないように管理する資金繰り管理、積み上げた数字を、支店別/製品別・・・など複数の角度で分析する経営分析、経営陣の意思決定のために高度な分析を用いて経営数字を抽出する意思決定会計、これらを全て総合して、管理会計と言います。本記事ではこの中でも特に経営分析にフォーカスを当てて説明していきます。
財務会計との違い
そして、何よりも管理会計をざっくりと理解するためには、財務会計との違いを理解しておく必要があります。財務会計との違いを理解するには、以下の表が分かりやすいと思います。
財務会計(制度会計)
管理会計
目的
・外部への報告目的
・内部への報告目的
内容
・過去の業績報告・会計制度に基づく財務諸表に関する会計情報
・将来の業績改善・経営の考え方に基づく経営管理に関する会計情報
利用者
・社外の利害関係者(株主、債権者など)
・経営者、管理者など
ルール
・あり(会社法、会計基準)
・なし(会社独自の方法でOK)
実施
・必須
・任意
扱う数値
・実績数値
・実績、予算、見込みなど
集計単位
・四半期、一年
・事業、市場、部門、地域など
特徴
・正確性
・迅速性、独自性(経営戦略に繋がるか)
そもそもの目的が異なるため、財務会計と管理会計は似て非なるものです。財務会計は外部、管理会計は内部への報告が目的となります。また、財務会計が過去の業績報告に対し、管理会計は将来の業績改善に役立てるものです。加えて、管理会計ではルールは一切ありません。自社が取り巻く環境や自社の状況に応じた会計の仕組みを自由に作ることが可能です。そして最も重要なのは、管理会計の仕組みを作る際に、「自社の経営戦略に資する会計情報を抽出できるか?」ということが重要な論点になってきます。では、次の章でその論点をかみ砕いてみましょう。
管理会計導入前の5つの論点
管理会計を導入する前にしっかりと押さえておかなければならない論点が5つあります。この論点に関する協議をしっかり行わないまま管理会計を導入すると、「導入したはいいけど使い物にならない」ということになりかねません。そのため、管理会計を導入する際には、以下の5つの論点をまずは押さえて十分に協議・定義してください。
論点
事前に検討すべき内容
論点1
どのような視点で数字を見るか?
l 会計数字をどのような切り口で見れば、経営戦略に役立てることができるか?
l その切り口は、実際の事業の実態に紐づいているか?
l 切り口を絞り込む、もしくは切り口を拡大するための判断軸は何か?
中小企業で主に活用できる視点は、いままでの経験上11個あります(※)
論点2
どこまで深く数字を見るか?
l 売上・コスト・利益をどこまで分解すべきか?
l 当社の課題の深淵は何で、どの深さでみれば課題を抽出できるか?
深さを定義する8つのポイントがあります。(※)
論点3
どうやってデータを取得・整備するか?
l 論点1と2で定義した情報を現状の方法で取得できるか?
l 取得できないのであれば、どのようにデータを整備するか?
方法論としては2つあります(※)
論点4
管理会計のアウトプットをどう表現するか?
l 誰がどのタイミングで数値を見るか?
l どこまで分かりやすくグラフィカルに見せるか?
論点5
誰が管理するか?
l 現場部門か管理部門か情報システム部か。それはなぜか?
レベル0からレベル3までで定義可能(※)
※こちら論点含めて、有料にはなりますがそれぞれ詳しく動画(中小企業のための管理会計)にて解説していますのでぜひそちらもご覧ください。
これらの論点を検討していくことで、自社に適した精度の高い管理会計を構築できることを今までの現場経験やコンサル経験で実感しています。具体的な内容は、先述した動画にて説明していますので、是非ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。今回は管理会計の基本的な考え方について説明しました。経営力を向上させるためには、適切な目標値や指標を決め、それを持続的に様々な角度からモニタリング・改善し経営戦略を立てることができる管理会計の導入は必須です。是非、ご参考にいただき、作成していただけると嬉しく思います。リーパスでは管理会計の経験が豊富な士業が多数在籍しています。ご興味がございましたら、是非お問い合わせください。
講師:
中川 逸斗

記事
業務提携のお知らせ
【業務提携のお知らせ】
この度、2025年3月21日付で、リーパス運営会社の「HAL経営コンサルティング合同会社」(代表:中川逸斗)と「兵庫県信用組合」(理事長:橋爪 秀明)は、業務提携するに至りました。 これにより、「リーパス」は、さらに潜在顧客とのタッチポイントを増やし、「兵庫県信用組合」は、リーパスの士業ネットワークを活用してあらゆるコンサルティング案件に対応できることが可能になります。
兵庫県信用組合 https://www.hyogokenshin.co.jp/
HAL経営コンサルティング合同会社 https://halconsul.co.jp
リーパス https://leapath.jp
HAL経営コンサルティング合同会社/LeaPath代表 中川逸斗より
「地域の企業と真摯に向き合ってきた兵庫県信用組合様と共に、より深く、より広く中小企業を支援できることを大変嬉しく思っております。LeaPathとしても、士業・コンサルタントの力を結集し、現場に寄り添った支援を行ってまいります。」
LeaPathは、士業・コンサルタントが学びながら実務経験を積める実践型プラットフォームです。中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士など多様な専門家が集まり、チームを組んで企業支援を行うことで、より質の高いサービス提供と専門性の深化を実現しています。
講師:
中川 逸斗

記事
リーパスプロジェクトインタビューVol.4 堀江明/中堅BtoB企業における中期経営計画の作成に向けたプロジェクト
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である堀江明さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
堀江さん
初めまして、堀江明と申します。大津市役所と滋賀県庁で計15年間の行政経験を積み、さらに2022年からは自身で立ち上げた一般社団法人において中小企業の経営支援に従事しております。
2024年に滋賀県庁を退職し、民間企業へ転職。現在は地方自治体のDX支援にも携わっております。
診断士としては、年商数千万円から数億円規模の中小・小規模事業者に対し経営診断やDX支援を行っており、業種は多岐に渡りますが主にBtoC分野を中心に活動しています。
DX化の推進にあたっては、人材研修や業務フロー作成の支援を通じ、中小企業が自走できる体制づくりに注力しております。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
堀江さん
古巣でお世話になっていたリーパスメンバーさんから紹介を受けて登録しました。そのご縁で代表の中川さんと出会ったことが、実際にプロジェクトに参加しようと思ったきっかけです。
理由としては、中小企業診断士には研究や受注獲得を目的とする様々な集まりがありますが、その中でも特にリーパスが本格的かつ信頼できると感じたためです。
大手コンサルティング企業での経験をお持ちの中川さんが中小企業診断士の資格を取得したきっかけや、診断士のプレゼンスを高めたいという話をお聞きし、その思いに共感して何か力になれればと感じました。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
堀江さん
年商数百億円のBtoB企業をクライアントとする、次期中期経営計画を策定するための前段プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトの目的は、クライアントのこれまでの成功要因を定義し、コアコンピタンスを明らかにすること。私が担当したのは、ベンチマーク企業のKSF(Key Success Factor:重要成功要因)を特定することと、外部環境分析(政治・経済面)の2つです。
上述したとおり、企業規模・業種ともに未知の分野であり、このプロジェクトに手を挙げたのは自身にとって大きなチャレンジでもありました。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
堀江さん
短い期間でしたが、PMの中川さんともう一人メンバーから多くのことを学ぶことができ、大変有意義な経験となりました。
実際の進め方としては、まずはベンチマーク企業のウェブサイトやIR情報を確認し、KSFの仮説をつくる。それらの仮説を財務情報と照らし合わせ、裏付けが可能と思われる仮説を3つほど中川さんに確認いただきました。
中川さんからは、仮説を横に広げるための視点や縦に掘り下げるための視点を丁寧に教えていただき、成果物の品質を上げるために奮闘しました。ここで学んだ思考の軸は、今後の経営支援にも活かせると考えています。
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
堀江さん
今回のような未知の分野で大事なことは、「質問力」だと思います。
一人で悩んでいても良い答えは出せないので、PMやメンバーに素早く相談する。
相談に当たっては、何に悩んでいるか、なぜ悩んでいるかを正確に伝える。そこで必要なのが、何かしらの仮説をもって質問する「質問力」だと思います。
仮説構築に当たっては、診断士として培ってきた様々なフレームワークが役に立ちました。バリューチェーン、競争戦略、5Fなど、診断士の共通言語をベースに質問するとコミュニケーションが円滑になります。そのため、悩んだら基本に立ち返るのが良いと思います。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
堀江さん
これまでは、業績の厳しい中小企業や小規模事業者の方を支援することが多かったのですが、今回、中堅企業のプロジェクトに携わったことで視野が広がりました。
個人で診断士活動を行っていても、中堅企業から受注いただくことは稀であるため、今後もリーパスのプロジェクトで自身が力になれそうな案件があれば積極的に参画したいと思います。そして、それら中堅企業でのプロジェクト経験を通じてさらに成長し、滋賀県の中小企業や小規模事業者への支援に還元したいと考えています。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
堀江さん
リーパスでは多様な案件が取り扱われているため、ぜひ積極的に応募していただくことをお勧めします。応募に際しては「未知の分野だから」や「求められるスキルが高そうだから」といった不安を抱かれるかもしれません。
しかし、今回のプロジェクト参画を通じ、応募者のスキルセットが十分に評価され、適切なメンバー構成や担当業務の割り当てが行われていることを実感いたしました。ぜひ一歩踏み出し、共にチャレンジしていきましょう。
講師:
堀江 明

記事
【マッチングリーパスコンサル案件シリーズ】Vol.1組合コンサル
LeaPath代表の中川です。今回は、マッチングリーパスのコンサル案件シリーズ “ Vol.1組合コンサル ” を紹介していきたいと思います。マッチングリーパスのコンサル案件シリーズは、リーパスで紹介するコンサルティング案件のカテゴリーごとに特徴などを皆さまに紹介していくシリーズです。では、リーパスでも実績のある「組合コンサル」について見ていきましょう。
組合コンサルの概要
リーパスで実施している「組合コンサル」とは、大阪府の「組合等事業向上支援事業」を指します。課題解決に積極的な府内の中小企業組合が取り組むビジョン・中期計画作成、事業計画作成、事業活性化の支援や中小企業の異業種企業グループが取り組む新事業創出、新商品開発、新サービス創出等に係る事業計画作成について、アドバイスを行う専門家を派遣し、事業活性化を応援する「組合等事業向上支援事業」を実施します。(大阪府HPより)
具体的な内容は以下表の通りです。(大阪府HPより)
出典:(大阪府HP)組合等事業向上支援事業の概要
基本的にはビジョン作成支援と事業計画作成支援が多い印象です。案件の特徴としては、もちろん組合のカラーにもよりますが、例えば組合への帰属意識が薄い組合メンバーをモチベートしながら組合の方向性検討や、組合員増加のためのビジョン作成、共同受注・共同購買の施策構築などがあります。
組合コンサルの進め方
進め方としては、極めてシンプルで、案件ごとに大幅に変わることは基本的にはありません。
組合コンサルの進め方
Step❶:組合の状況ヒアリング(1~2時間)Step❷:基本5回の組合との打ち合わせ・協議(場合によっては3~4回の場合もあり)Step❸:報告書作成
という3Stepです。また、リーパスでは事前に案件の詳細もお伝えしますので、安心してご参画可能です。
稼働時間と報酬
稼働時間と報酬は以下の通りです。
報酬額
6~10万円程度(案件による)※報酬は案件紹介者などのマージンを除いた額
合計訪問日数
計5日 (1か月に1回程度の訪問・打合せ)
訪問1回当たりの時間
1〜2時間
報酬の絶対額は高くないですが、拘束時間自体は短いため、月に最大20件、年間最大240件こなすことができ、かつ1日の拘束時間が1~2時間であるため、他の仕事と柔軟に組み合わせることも可能です。最大件数を基に計算すれば、最大年間報酬額は2,400万円になるため、決して低い報酬額でないことが見て取れます。
こんな人にオススメ!
組合のコンサルも決して簡単な仕事ではありません。しかしながら、リーパスでは月100万円のコンサルティング案件なども紹介しているため、相対的に見ると心理的ハードルは低く、かつ稼働時間を考えると副業でも可能です。ですので、診断士になりたての方、これから独立するための経験値が欲しい方、副業として診断士活動をしていきたい方、そしてもちろん組合を支援していきたい想いを持った方などに、是非実施していただきたいと考えています。
リーパスでの実績
リーパスでは、民間企業のコンサルだけでなく、頑張る組合に対しても支援していきたい想いがあります。実績としてはリーパス公開後1か月で4件受注しており、今後も組合コンサルの実績を皆さんとともに作っていきたいと考えています。現在までの実績として❶お好み焼き屋・たこ焼き屋等組合への事業計画作成支援❷紳士服製造卸組合への事業計画作成支援❸洋服・衣料雑貨等小売店組合へのビジョン作成支援❹豆腐油揚組合の事業作成支援があります。
リーパスでの組合コンサルの支援実績例
・お好み焼き屋・たこ焼き屋等粉物組合への事業計画作成支援・紳士服製造卸組合への事業計画作成支援・洋服・衣料雑貨等小売店組合へのビジョン作成支援
登録方法
リーパスの組合コンサル案件にご興味のある士業の方は、以下の2通りいずれかの方法でご登録くださいませ。
Step❶
無料会員登録
まずはこちらから無料会員登録をしていただき、基本情報とマッチングリーパスに参画される方の情報登録に必要情報をご記入ください。また、情報登録の際に、コンサルチームという項目がありますが、「組合コンサルチーム」を選択してください
Step❷
マッチングリーパスで応募
マッチングリーパスの案件検索画面から組合案件を検索し、応募ボタンを押下してお問い合わせください(※案件が募集されていない場合もございます)。お問い合わせ後、コンサルコンシェルジュもしくはプロジェクトリーダーからコンサルティング案件の詳細を返信いたします。なお、応募が多数の場合は、応募順だけでなく、スキルセット等総合的に勘案して実施者を決定させていただきます。
講師:
中川 逸斗

記事
リーパス代表の中川のインタビューが「一歩踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア」Challenge+ に掲載されました。
『Challenge+(チャレンジプラス)』2025年3月号に掲載されたインタビュー記事では、HAL経営コンサルティング合同会社の代表であり中小企業診断士の中川逸斗氏が登場します。大手外資系コンサルティング会社での経験を経て、2017年に大阪で独立。以来、売上1兆円超の大手企業から個人経営の飲食店まで、30社50プロジェクトに及ぶコンサルティングを手がけてきました。
中川氏は、士業ネットワーク「LeaPath」を運営し、中小・中堅企業と中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、弁護士などの士業を結びつけ、経営課題の解決を支援しています。2025年1月時点で81名が登録しており、今後数年で300名規模への拡大を目指しています。また、セミナーや動画配信を通じて士業の育成にも力を入れ、登録士業の成長と活躍を支援しています。
本インタビューでは、中川氏のキャリアや「LeaPath」の取り組み、そして中小企業支援に対する熱意が語られています。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
👉 インタビュー記事を読む

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リーパスプロジェクトインタビュー Vol.3:飲食業組合における次世代に向けた施策立案 濱谷洸旭
1.自己紹介
リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である濱谷洸旭さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
濱谷さん
初めまして、株式会社trendPlus代表/中小企業診断士の濱谷洸旭と申します。
私は新卒で入社した金融機関を8年程前に退職し、元々知識のあったWebマーケティングおよび広告事業を立ち上げました。立ち上げ後、運にも恵まれて好調で、法人化にも至りましたが、2020年に始まった新型コロナウイルスの流行に伴い、多くの企業で広告費の削減が進んだことを受けて弊社も影響を受けました。
その結果Webマーケティング領域にとどまらず、経営者や企業が抱えるさまざまな課題に対して幅広いソリューションを提供していくこと、いわゆる業務幅を広げることが必要と考えました。そこでさらにより多角的な面から経営をサポートするため中小企業診断士の資格を取得し、現在はWebマーケティングに加え、総合的な経営コンサルティングサービスを展開しています。
2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて
リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
濱谷さん
私は現在、リーパスの運営としてWebマーケティング全般に従事していますので、この立場から考えるリーパス登録のメリットについてお話ししたいと思います。
リーパスでは比較的小規模な案件から大規模な案件まで、そして業務も業種も多岐に渡ってお仕事が紹介されています。今回私が携わったお仕事では2人1組で携わりましたが、今回のように必要に応じてチーム体制でお仕事に当たることで、各々の強みを活かしてクライアントにより大きな価値提供ができる仕組みとなっていることは大きなメリットです。
というのも診断士は通常一人で仕事をする機会が多く、複数でチームを組んでお仕事にあたることで知識や経験、スキルを共有できる機会は貴重であるためです。また、チームを組んであたることで1人では対応できない規模の大きい案件にチャレンジしていくことも可能です。登録も無料となっていますので、リーパスの理念に共感いただき、コンサルタント、診断士だけでなく士業としてのキャリアをより高めていきたいと考える方はぜひご登録をお待ちしています。
3.リーパスで参画したプロジェクトについて
リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
濱谷さん
比較的規模の大きい飲食業の協同組合様からの、これまでの当業界における飲食文化を次世代へと繋げていくための施策に関するご依頼でした。今後業界のさらなる発展に繋げるためのターゲットとすべき顧客層を定め、これまで組合様として取り組まれてきたことと現状を踏まえて、新たな施策を立案していくという内容になります。
4.リーパスでのプロジェクトの感想
リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
濱谷さん
適切なチームを組んでお仕事に当たることで、提案する内容をより深く練ることができ、結果としてクライアントにも大変喜んでいただき、こちらのご提案に対してすぐに取り掛かっていただけたのがコンサル冥利に尽き、嬉しかったです。1人ではここまで喜んでいただけなかったと感じており、チームを組んで当たることができたリーパスのプロジェクトならではだと感じました。
5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて
リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
濱谷さん
やはり傾聴力・共感力は重要だと思います。先方の想いを聞いて、相手の立場に立って物事を考えることで初めて、相手に受け入れてもらう提案ができるスタートラインに立てるかなと思います。仮にコンサルタントとして特別なスキルや専門的な知識を持っていたとしても、社長やそこで働く方々の想いを無視した提案では受け入れてもらえません。傾聴力・共感力に関しては案件規模に限らず共通して必要となるスキルだと考えます。
6.今後の展望について
リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
濱谷さん
個人としては、現状の得意分野や規模に限らず、新たな分野、業種、規模の案件にも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。また、経営コンサルにおけるPM経験をさらに増やしていくことで、さらに広い視点からコンサルに関わっていきたいと考えています。ジェネラリストとしての能力を高めたい一方で、最近はAI分野にも夢中なので、もっとこの辺りの分野も深く極めていきたいですね。
リーパスとしては、これまで中小企業診断士はもちろん他士業の業界がなかなか関わってこれなかった中堅企業領域へのコンサルにも進出し、いわゆるこの業界におけるパラダイムシフトを起こし、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。
7.中小企業診断士として活躍していきたい方に向けたメッセージ
リーパス
最後に、中小企業診断士として今後活躍していきたい方に向けたメッセージをお願いします。
濱谷さん
リーパスでは会員登録が無料の上、比較的小規模な案件から大規模な案件まで、そして業務も業種も多岐に渡ってお仕事が紹介されています。
また、診断士をはじめとした士業やコンサル向けの動画や記事といった学べるコンテンツも豊富にあり、会員同士で意見・情報交換できるコミュニティもあるので、コンサルとして稼いでいきたいと考える人はもちろん、コンサルとしての知識やスキルを向上させたい方や繋がりを広げたい方にもぜひオススメです。
講師:
濱谷洸旭

動画
中小企業診断士・経営者のための 中小建設業の課題整理
このコンテンツは動画ではなくテキスト資料販売です
①建設業における外部環境を多面的に情報整理
②中小建設業の課題を3つの視点で分類し、企業の成長段階に合わせた取組み課題を明示
③自社独自の業務プロセス完成後に、競争優位性構築のために取り組む施策の方向性を明示
③診断士にとっては建設コンサルを行う上で、経営者にとっては自社の経営課題を検討する上で役に立つ建設業に関わる人のためのベーシックな資料
講師:
池田 隆
購入金額:
¥0

動画
社員のエンゲージメントを高めるために、一から始める「多様性とその受容(D&I)取組み」
「この会社で働きたい」と社員が思う理由は1つだけです!D&Iは、多様性を尊重し、全ての人々が平等に参加し、尊重される環境を作り出す取組みです。D&I取組みにより、社員のエンゲージメントを高めることができます。「企業が社員に選ばれる理由・企業が持続的に成長する原動力」の考え方・取組み方を丁寧にお話し、明日からでもできるD&I取組みを紹介します。
講師:
中原賢二
購入金額:
¥1,000

動画
「資産」とは何か?=もう一歩踏み込みたくなる財務諸表シリーズ=
●会計が苦手な方にもできるだけ分かりやすく、実務者にもより興味を持っていただけるような「もう一歩踏み込みたくなる財務諸表シリーズ」です。
●今回は「資産」がテーマです。会計の中ではメジャーな言葉だと思いますが、「資産って何?」と言われたら正確に答えられますか?
●この動画では「資産」の本当の意味を理解し、改めて会社全体を見直し、強みを見出していただけるような内容です。
講師:
山田和年
購入金額:
¥500

動画
すっきり解説!令和の農業市場で中小企業診断士が求められる理由
国内の農業市場に明るい中小企業診断士が令和の農業市場について詳しく解説いたします。
日本農業は今、大きな歴史の転換点を迎えており、中小企業診断士が活躍できるフィールドが広がってきています。
もしかすると、中小企業診断士にとって最後のフロンティア市場になる可能性を秘めています。
日本農業の流れと提案内容を学び、農業市場で活躍できる中小企業診断士になりましょう!
講師:
荒木 俊
購入金額:
¥500

動画
人材管理システムの要件
人材不足は、中小企業にとって大きな問題です。そのような中、タレントマネジメントを中心とした既存の人材の能力向上、最適配置を検討することも重要になってきました。しかしながら、それらを勘と経験でやることも限界があります。本講座では人材管理システムを用いたデータドリブン人事の内容と、そのために必要な要件を詳しく説明していきます。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥2,300

動画
中小企業のBI事例 -“25の画面事例”でBIイメージをアップ!-
【本講座は動画ではなくテキスト販売です】BIツールとは、企業が持つさまざまなデータを分析・見える化して、経営や業務に役立てるソフトウェアのことです。BIツールを導入する中小企業は年々増えていますが、どのようなデータを可視化すれば良いのか分からないという悩みがあると思います。本講座では、25の事例を通して、BIのイメージアップを図ることを目的としています。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥1,500

動画
中小企業の管理会計の勘所-管理会計を制すれば経営が変わる!-
管理会計は適切な経営の肝です。管理会計がある会社とそうでない会社の経営戦略や財務結果には大きな差が出てくるといっても過言ではありません。本講座では管理会計の概念、構築方法、事例を学び、中小企業が実現できる管理会計のイメージを向上させます。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥3,400

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中小企業の人事制度の作り方
中小企業においては、人事の5つの体系ごとの重要な論点を押さえることで、本格的な人事制度を作ることが可能です。そのノウハウを作り方のプロセスを、多数の人事制度導入を経験している講師が丁寧に説明します。皆さんの会社にも人事制度を導入してみましょう!また、導入はしているけれどうまくいっていない会社の方も必見です。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥3,600

動画
診断士のキャリア戦略-年収5000万円を超えるための考え方-
【本講座は動画ではなくテキスト講座です】5,000万円以上稼ぐ中小企業診断士やコンサルタントは、一体どのようなことを考えて行動しているのか?1日の業務平均時間5~6時間で、年間5,000万円以上、稼ぐためのブレない考え方。を赤裸々に公開します。事前にひとつだけ問いておきます「あなたの行動は分散しすぎていませんか?ヒントはそこにあります」
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥0

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中小企業のDX戦略vol.2アウトプット編-DX戦略を作ってみよう-
Vol.1インプット編では、中小企業でも実現できるDX内容など事例を踏まえてお伝えしました。Vol.2ではVol.1での知識を活かして、DX戦略を構築する方法をお伝えします。
DX戦略というフワッとした概念を具体的に解像度を上げていく講座です。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥2,500

動画
中小企業のDX戦略vol.1インプット編-DXで使える技術はこれだ!-
DXっていまいちよく分からない・・中小企業にもできる・・?など、様々な疑問・不安があると思います。DXプロジェクトを多数行ってきた経験を活かして、中小企業でのDX事例を多数ご紹介するとともに、DXで使える技術というのも、明らかにしていきます。
講師:
中川 逸斗
購入金額:
¥3,500