リーパスプロジェクトインタビュー Vol1:大規模成長投資補助金支援プロジェクト 山田和年

1.自己紹介

リーパス
本日はリーパス会員の中小企業診断士である山田和年さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速ですが、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
山田さん
はい、よろしくお願いします。
山田和年と申します。私自身、過去に関西の放送局で26年勤務してきた経歴がありますが、その間、経営戦略、財務、労務などの管理業務部門に長く携わる一方、 編成や制作といった放送局ならではの業務も経験しました。番組プロデューサーとして10年以上チームの先頭に立ち、「見えないものづくり」を一丸で行ってきました。
現在は中小企業診断士として、各種補助金に関わる業務や、企業再生に関する業務を手がけています。簿記、会計について明るく、決算書を確認しながら企業に寄り添うのが得意です。

2.リーパスに登録しようと思ったきっかけについて

リーパス
リーパスに登録しようと思われたきっかけは何ですか?
山田さん
「リーパス」が、中小企業診断士を名実共に引き上げる崇高な理念を持っていたからです。
中小企業診断士は他の士業と比べて、各々の専門領域が多彩で幅広いと感じます。だからこそ、診断士が単独で課題に向き合うよりも、タッグを組んでチームで実務することにより、幅広い企業支援、社会貢献ができると感じています。
その中で「リーパス」は、中小企業側にも診断士側にもプラスになるような理念と、実際の仕組みが設けられていると感じたので登録しました。

3.リーパスで参画したプロジェクトについて

リーパス
リーパスで参画されたプロジェクトについて教えてください。
山田さん
「中堅・中小大規模成長投資補助金」の支援業務です。
この補助金は、中堅・中小企業が持続的な賃上げを目的に、省力化等による労働生産性の向上と事業規模の拡大を図るための投資に対して補助を行うもので、規模的には大きなものでした。私はプロジェクトリーダーのもと、プロジェクトメンバーの一人として参画しました。事務局への各種問い合わせや、事業戦略の検討を行うための資料作りを行い、ローカルベンチマークなどの必要資料を用意しました。

4.リーパスでのプロジェクトの感想

リーパス
リーパスでのプロジェクトのご感想についてお願いします。
山田さん
一人ではできない仕事でした。まさに「リーパス」の意義を感じられたプロジェクトだったと思います。
数十億単位の事業計画に夢やロマンを感じ、その計画が現実のものとなる姿をイメージして気持ちも昂りました。具体的な業務進行としても、プロジェクトリーダーの適切な指示があったので大きな混乱なくスムーズに進められたと感じています。これまで携わったことのない種類や規模のプロジェクトでも、いざやってみるとなんとかなるもので、さらなる自信につながるものと感じています。

5.リーパスでのプロジェクトで、必要なスキルについて

リーパス
今回のリーパスでのプロジェクトで、必要なスキルはどんなスキルでしたか?
山田さん
今回の私の経験からすれば「挑戦心」「想像力」だったのではないでしょうか。
未経験のプロジェクトでも一歩踏み込んでクライアントの力になりたいと思うチャレンジ精神はありました。また、結果を出してクライアントが喜ぶ姿をイメージすることが最後までやりきる原動力になっていたと思います。無論、携わるプロジェクトによって必要なスキルは変わってくると思いますが、「中小企業診断士として誰かを笑顔にする」ということが活動の原点ではないかと思います。

6.今後の展望について

リーパス
今後の展望についてぜひお聞かせください。
山田さん
「リーパス」の事業領域がどんどん拡がって、さまざまなチームで多くのプロジェクトが行われることを期待しています。
私もそれにできるだけ参画しながら、個人的には「実業の裏付けがある診断士」を目指しています。自ら「中小企業のオヤジ」になることで、経営支援業務にも一層深みが増し、共感していただける度合いが濃くなると考えるからです。何足の草鞋を履けるか分かりませんが、可能性があればあらゆる支援の仕事に関わっていきたいと考えています。

7.独立診断士に向けたメッセージ

リーパス
山田さんは独立診断士ですが、最後に、現在独立を考えている、または将来的に中小企業診断士として独立したいと考えている方に向けたメッセージをお願いします。
山田さん
診断士として独立する際には、自分の「色」を出せるかが重要になるでしょう。
しかし「経験」がなければその「色」を出しにくいのも事実です。そこで堂々巡りをしてしまいがちですが、「リーパス」はその風穴を開けてくれる素晴らしい存在になると感じます。独立診断士の皆様は、時に「リーパス」に助けられ、時に「リーパス」を助けながら、一人の診断士としても成長できるようになれば良いなと思います。一人として同じ診断士はいません。だから楽しい世界です、共に進みましょう。

この記事を書いたコンサルタント

中小企業診断士

山田和年

関西の放送局にて、経営戦略、財務、人事(労務)などの管理業務部門に長年携わる一方、 編成や制作といった放送局ならではの実務も務め、プロデューサーとして組織マネジメントを10年以上担当。 現在は小規模M&Aを通じてサラリーマンの企業を応援する業務に挑む。

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