人事戦略に役立つフレームワークを厳選して解説【会員限定記事】

LeaPath(リーパス)代表の中川です。
さて、今回は人事戦略に役立つフレームワークを解説していきます。
多くのサイトの記事ではSWOTなどの戦略フレームワークの活用推奨の記事が多いですが、リーパスでは、あまり有名ではないかもしれないけれど、実務でかなり使える尖ったフレームワークを紹介します。
私は、今まで数多くの人事プロジェクトも担当してきました。
中小企業の社長のお話を聞いていると、「賃金をなかなか上げづらい」「社員のモチベーションを上げるために賃金を上げることは効果的か?」など、賃金の枠組みで考えられる方が多いのですが、賃金はあくまで一側面であり、中小企業に必要なのは、人事戦略の仕組みです。
本記事では、特に中小企業で活用できたフレームワークを厳選してお伝えします。

人事戦略の必要性

そもそもなぜ人事戦略が必要なのでしょうか。一言で言うと、会社のあるべき姿を実現するためです。
「社員の幸福を追求するため」などの高尚な目的も重要だとは思いますが、中小企業は利益を上げてまずは社員を守っていく必要があります。
ゆえに、この目指すべき会社の目標を実現するという目的は外せないはずです。
役員やコンサルタントは、「社員の幸福を追求する」という“言葉”に感銘を受けるのではなく、その言葉をかみ砕いて課題解決しなければなりません。
そこを履き違えると、フワッとした言葉だけが先行して、実態が伴っていない会社になってしまうのです。
皆さんも見たことないでしょうか。社内の至る所に立派な額に飾られた“言葉”があるにも関わらず、社員の士気は全くなく、業績も悪化している会社です。
そうならぬよう、人事戦略が必要なのです。

人事戦略に役立つフレームワーク4選

さて、人事戦略のフレームワークは数多ありますが、その中でもあまり知られていないフレームワークを厳選して紹介していきます。


この記事を書いたコンサルタント

中小企業診断士

中川 逸斗

同志社大学商学部商学科卒業後、IBMに入社し、広告、製造業、ゲーム会社などの大手企業の新事業構築、海外展開、IT戦略構築などのコンサルティング業務に従事。その後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社入社し、鉄道、ガス、小売、製薬などの大手企業の経営戦略構築、調達改革、経営再編、M&Aなどのコンサルティング業務に従事。 その後、Tech系スタートアップの取締役を経て、現在は日本自動調節器製作所の経営企画室の室長、戦略系コンサルティングファームのマネージャー、HAL経営コンサルティング合同会社の代表、LeaPath代表の4足の草鞋(兼業)で活動中。現在まで、大手企業から中小企業まで、計30社50プロジェクト以上のコンサル経験を持つ。また、中小メーカーの管理統括も同時に行っているため中小企業目線でのコンサルを得意とする。専門領域は経営戦略・DX・人事。

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